データサイエンティストの舞台裏
価格: ¥0
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
注目を浴びる新しいサービスや製品を支えるデータ分析。その舞台裏を、40社の事例と図解で分かりやすくひもときます。
例えば、2015年夏に長崎のハウステンボス内にオープンした「変なホテル」。ロボットによる接客を支えているのは顧客一人ひとりの顔を見分ける生体識別。カメラとコンピュータでいかに人の顔を認識しています。
夏が来ると気がかりになるのが熱中症対策。大林組は、建設現場の作業員の不調の前兆を捉えようと、「肌着センサー」でキャッチした心拍や体温のデータ分析に取り組んでいます。バスやタクシーのドライバーの「眠気」を感知して、居眠り運転防止に役立てようとする動きもあります。
「うちの子の成績が上がらない」――。こんな悩みもデータ分析で解決するのがリクルートマーケティングパートナーズ。オンライン学習教材を使う生徒の勉強法を分析し、より理解が進むやり方に迫りつつあります。
2020年の東京五輪ではホテル不足が懸念されています。その解消に一役買うと期待を集めるのが、個人の家を貸し借りする「シェアリングエコノミー」。Airbnb(エアビーアンドビー)は、分析によって「借りたい」と「貸したい」を最適にマッチングし、急成長しています。
IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)の活用が進み、データがビジネスと密接不可分になっていくのは確実です。データがビジネスや社会をどう変えていくのか。本ムックから読み取ってください。