このアルバムは、クリス・ケナーやロバート・パーカーといったニューオリンズの人たちのカバーが結構あるんだけど、それがまたいい! ベスト盤だと「ダンス天国」みたいな大ヒット曲でもないと、こういうカバー曲はカットされるので、ベスト盤を買って満足しちゃってる人は要注意。Somothing you gotとかBarefootin'ね。ファルコンズ時代のセルフカバーYou're so fineも数段迫力を増してます。Staxとマッスルショールズのバックもバッチリ。ウイルソン・ピケットのあまりの傍若無人ぶりに、Staxの面々はもう二度と一緒にやりたくないと言ったそうですが、そんな気配は露とも感じさせません。