ベスト・オブ・ブルー (CCCD)
価格: ¥2,500
2001年にデビュー、本国イギリスのチャートを席巻してきた男性ヴォーカル・グループのベスト盤。アイドル人気もある彼らだが、ソフトで暖かみのあるポップ・サウンドには定評があり、エルトン・ジョンの「悲しみのバラード」やクール&ザ・ギャングの「ゲット・ダウン・オン・イット」といったカヴァー曲をオリジナル・シンガーと堂々共演するなど、その実力は折り紙つき(後者にはリル・キムも参加)。アルバムからの第1弾シングル「カーテン・フォールズ」は解散(?)を匂わせる歌詞だが、彼らが今後どんな活動を繰り広げていくか、興味が尽きない。日本のファンを大事にする彼ららしく、日本盤には槇原敬之のカヴァー「ザ・ギフト」が収録されている。彼らの活動の第一章を締めくくるのに相応しいベスト・セレクションだ。(山崎智之)