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中国人に売る時代!

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 日本経済新聞出版社
Amazon.co.jpで確認
中国ビジネス概論本としては「合格」、だが・・・ ★★★☆☆
中国国内の元気印企業、あるいは欧米企業の成功事例を豊富に取り混ぜている点で、「中国市場を狙うビジネス入門書」としてはよく書けている。ただ、筆者は基本的に調査マンであり、コンサルタントであって、中国市場をほんとうに切り拓いた経験はお持ちでない。このため、総論、概論、問題提起という構成に留まっている。逆に言うなら、自ら中国市場を切り拓いた実務家による著作がこの分野で俟たれているということだろう。外国企業を持ち上げ、日本企業はこんなところがなってないのだという書き方は、もはや古典的とすら言うべきものだが、いつまでもこのアプローチでは既に陳腐、である。
経営者さん早く読んで ★★★★☆
 タイムリーで面白かった、読んだ直後に上海に行ってきたが非常に役に立った。
日本人が書いた中国ビジネス書籍とは一味違ったものになっている。
よくまとまっている。日系企業が中国で成功するヒントが書かれている。 ★★★★☆
 上海のフリーペーパーで紹介されていて、興味があって購入しました。いわ
ゆる中国関係の本は、あまり興味がなく敬遠をしていたのですが、こちらの
本は上海在住6年の私から見ても、ほぼ正確に現在の中国経済の一面を切り取っ
て伝えていると感じます。

でも、世界でもアメリカ人論、イギリス人論、ドイツ人論、インド人論、ブラ
ジル人論などはほとんど見かけないのに、中国・中国人関係の本は非常に多い
ですよね。なぜなんでしょう。中国はそんなに特殊な国なのでしょうか。隣国
で姿形も日本人に近く、遣唐使の時代から国交があったにも関わらず、近いか
らこそ違いを感じるギャップが大きく、理解をするのに書物を必要としているの
かも知れません。

 他のレビュアーの方が指摘されているように、中国で生活している日本人にとっ
ては当たり前の情報ばかりかも知れません。しかし、それを文章にまとめて理路
整然と頭の中で整理する効果があると思います。自分の頭では分かっていても、
人に正確に文章で伝えるのは案外難しいものです。

p.252 ビジネスの本質を押さえ「現地化」に柔軟に対応

 中国での市場開拓において、欧米系企業は人材の使い方を含めて日系企業とは
発想が違う。(中略)ロレアルの中国戦略の一つは、積極的な現地人材の管理職登用である。

 日系とその他外資系企業の中国進出の違いは、日本がおっかなびっくりで腰が
引けながら中国ビジネスを始めているのに対して、外資系はこれだけの投資でこ
れだけのリターンを、いつまでに回収すると明確に決めていることだと思います。
日系は失敗してもずるずると引きずるのに対して、その他外資系は撤退も早いです。

 また、ターゲット市場を明確にできる会社は成功しますが、重要市場を特定でき
ない企業はうまくいかないと思います。中国に進出する母国の会社に対して売り込
みをするのか、中国人・企業に売るのか。高価格で売るのか、低価格で売るのか。
どういうブランドイメージとして中国で認知してもらいたいのかが明確でなければ、
新興市場では成功できないと思います。

 現地人・企業にものを売りたいのであれば、現地人に任せるのが一番だと思います。
日本でもたとえば、IBMはすでに米国企業ではなく日本人がほとんどの日本の会社だと思います。

 日本企業は人材を管理する・育成するシステムが致命的に弱いです。日本国内で
あれば、それなりに社員同士で管理をしたり、自己啓発する雰囲気がありますが、
中国ではそれは当てはまりません。

 きちんと労働契約を締結し、仕事内容・研修システム・評価システム・服務規程
が整備されていなければ中国人は働きません。欧米企業は元々そういった社内規定
がきちんと整備されているので、そのまま多少ローカライズすれば使えるのでしょう。
日系企業はそもそも、明確に人材を評価する手法や昇給・昇格のルールが本国でもな
い会社が多いと思います。

 中国で成功している日系企業は、ターゲット市場選定・商品、価格戦略・現地人材
育成の3つがうまく機能している会社だと思います。この3つが機能すれば自ずと自社
ブランドも生まれると思います。
残念ながら。。。 ★☆☆☆☆
本のタイトルに惹かれて購入しましたが、残念ながらあまり参考になりませんでした。中国でビジネスをしているなら誰でも知っている当たり前の事例や事柄を書き並べているだけであり、残念ながら「巨大市場開拓の成功法則」とのタイトルとは程遠いものでした。
日本企業よ!もっと柔軟に! ★★★★★
中国の話題の企業やサービスについて、楽しく、興味深い話が満載で、ただ今現在の中国がよくわかるし、その理由もわかりやすく書かれている。

しかし、何より、もっと日本企業は柔軟にならねばと感じた。
たとえば、「数字への盲信は知的怠惰」「(日本企業は)良い商品にあぐらをかくな」「(日本商品は)高価商品だから富裕層だけを相手にすればいいという自負を再考する必要がある」「安易な代理店任せは自らの努力を放棄するようなもの」などの言葉にいろいろと考えさせられた。