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魯山人の美食手帖 (グルメ文庫)

価格: ¥672
カテゴリ: 文庫
ブランド: 角川春樹事務所
Amazon.co.jpで確認
少し客観性が欠ける ★★★☆☆
日本の独特の美意識を十分に伝わる日本料理は確かに素晴らしい、
作者の気持ちが十分わかりますが、
他国の料理を十分理解していないのに、他国料理への批判は納得できません。

特に日本は世界のどこよりも食材が豊富と主張するのは笑えるほど不思議と思います。
あの時代に生まれた人のせいか?

この人、どれほど自慢するだろう。
もし、アメリカで生まれたら、アメリカの食材の豊富さは「天下一」と放言するかもしれません。

彼の本はとても期待しましたが、日本料理の部分は良く書きましたが、視野の狭さなど全体的にはがっかりしました。
内容の濃いセレクション ★★★★★
魯山人については良い本より悪い本がはびこっている現状ですが、
これは間違いなく、誰にでもお勧めできる内容です。

基本的には「魯山人著作集」、または中公文庫から出版された
「魯山人・味道」などに収録された魯山人本人の料理論を
魯山人の晩年の秘書であった平野雅章氏が選び出したものです。
何しろ魯山人著作集は全3巻の大作ですので、そのなかから
特に面白く、魯山人の料理観そして芸術観と発展していく
内容の濃い文章が集められています。

美の根源は自然であり、美食の根源もまた自然であるという
魯山人のシンプルかつ奥深い語りを気軽に味わえます。
魯山人の根本はそれほど難しくないので、
少なくとも魯山人の料理に関しては、かなり本質を掴み取ることが可能です。
お手軽な魯山人からのエッセイ ★★★★★
晩年の魯山人の愛弟子だった平野雅章氏による
魯山人が書いた料理エッセイのよりすぐりです。
魯山人が最高の美食と称した「ふぐ」について
のエッセイは特に興味深いです。
ただ美味いのではなく、一見味がない中に
無限の味を観るという魯山人の主張はさすがです。
それに平野雅章氏の選択も卓越してます。

値段もお手ごろで面白いエッセイばかり選んでいますので
はじめて魯山人に触れる方にも自信を持っておすすめできます。