自分自身もパン教室に通っていますが、パン関連の本はついつい購入してしまいます。
この本に書かれている、パン作りの容量が多いのでベーカーズ%計算ができないと単純に半分の容量でしか作れなかったりするかもしれません。
内容は　眺めるのも楽しいし、作る時にはとても役に立つ本だと思います。

パンの基本大図鑑という事だけあって、内容がとても充実している本です。インスタント・ドライイーストから生イースト、自家製酵母まで幅広い分野のパンレシピが載っています。
パン屋さんのレシピもあり、パンの道具や材料などについても記載されています。

ただ、レシピの仕込み量がとても多いので工程の捏ね時間は、大雑把な目安になる程度だと思いました。

パンのタイプ別の基本的な配合や副材料を見る事ができ、工程も順序をおって時間まで書かれているので、初めての方からパンを焼きなれた方までが楽しめる本だと思います。
パンやさんで作られているレシピも数多く、ちょっとした工夫やコツが書かれているのは嬉しい。

ただ、手軽なインスタントドライイーストのレシピが少なく、生イーストのレシピや酵母のレシピが多いような気がするところが残念かもしれません。

レシピのほか、道具から材料、パンの歴史やパンを使った料理などの紹介もあるので見ごたえは十分です！

パンのタイプ別に材料名と配合（％）を紹介してあり、工程のプロセスも細かく書かれているので初心者にはもちろん
パンを作り慣れた方にも見ごたえのある一冊だと思いました。
ただ、プロのパン屋さんのレシピなども多いので
家庭で手軽に扱えるインスタント・ドライイーストのレシピが少ないような感じもします。

その他、パンの材料から道具の説明･紹介、パンを使ったレシピもあり、見ているだけでも十分楽しめます。

以前ベーカリーで働いていました。
当時こんな本があったら、勉強になったかも。
ベーカリーパーセントで書かれている本は役に立ちます。