エビデンスに乏しくカンで書かれているとしか思えない作品。著者の診療実態を反映しているか。健康に気をつけるというのは当然のことで、血管を強くするなんていうことはあまり医学的根拠が無いというところか。生物学的製剤にも触れているが、レミケードに描写が片寄っているのも疑問。免疫抑制剤でセルセプトを取り上げているが、日本では治験がコケたことを著者はご存じないのか。最前線でリウマチ治療をしている先生とは思えない内容で評価に値しません。私だったら、ぜったに何があってもかかりませんね。これ以上被害者がでることがないように祈っています。

全身エリテマトーデスと診断を受けてから何冊か膠原病の本を読みました。その中で、私はこの本が一番良かったです。気持ちが前向きになり、不安が解消されました。結局は著者の人間性が自分と合ったのだと思いますけれど、この本に出会えて本当に良かったです。

膠原病を発病して５年。以前に購入した専門の本はありますが、こちらの本はとても詳しく、またわかりやすく書かれていました。特に気になる検査数値なども細かく説明つき。改めて膠原病という病気をよく理科期できた本でした。病院代のことなども、親切にご指導して下さっています。何よりも印象に残ったのは、膠原病という病気でも、普通の人のように生活も可能なことの夢を与えて下さいました。諦めていた私にとってはとても明るくなれ、また病気に詳しくなれました。病気の本という難しさもなく、おすすめの本です。この本に出会えたこと感謝しております、どうもありがとうございました。

今まで何箇所の病院にかかり、何人のドクターの診察をあおいだかわかりません。
こんなに実生活で具体的に役に立つ情報を教えてくれた人は誰一人としていませんでした。
やはり身体を作っているのは食べ物。それが血液や血管にどんなに影響を及ぼしているか、血液をきれいにすることが膠原病の治療の一歩であることがよくわかりました。
自分で積極的にできる治療＝食事療法ということに納得し早速始めることができました。
それからどうしてもかかってしまう医療費の補助の受け方についても詳しくかいてあり安心して特定疾患の手続きをふむことができました。
なかなか医学書には書いてないことでたいへん参考になりました。
膠原病でなかなか納得の治療が受けられない方にお薦めです。

血管や血液の状態を良くして治していくなど、膠原病の治療を生活面からも強調して解説しているがユニーク。病気の概要や治療法、各症状の説明もとても分かりやすくまとめてある。体験記は実感があり、親近感が沸くだろう。障害年金や特定疾患申請など社会保障にも頁が費やされており、非常にまとまった書と言える。最初の1冊としても十分な内容で、膠原病関連の書籍を数冊読んだ人にも新鮮な印象を与えるのではないかと思われるお勧めの書。