読んでおくべきでしょう
★★★☆☆
企業側が、自社メッセージあるいはブランディング体験を行なっていくうえで、
本書にあるエコシステムマーケティング的な考え方は、必須になってくると思います。
事例を基に、解説が加えられてるので
絵空事ではなく参考になります。
今後のマーケティングを考える上で重要な1冊
★★★★☆
現在は消費者が情報発信し、企業の旧来のマスマーケティングは
効果が薄れているとはここ数年特に聞く事である。
本書では、パートナーシップによるレバレッジをかけたマーケティング方法から
共感を呼ぶコミュニケーションで、いかに消費者と対話をすることで
行っていくかという重要性を、コカコーラや日産といった企業例を交えて紹介しており、
こういった戦略は、ますます今後重要になると思われる。
twitterなども最近の流行ではあるが、そういった方法を用いていく事も
今後は企業の大小を問わず重要であることもよくわかる1冊です。
私も企業論理ではなく、消費者目線で考えようと思います。
新しいマーケティング手法「エコシステム・マーケティング」がわかりやすく書かれている、おすすめの本です
★★★★★
「エコシステム」とは生態系のこと。
SNSの発展にともなって、消費者が自ら情報発信し、消費者同士が繋がりをもって影響しあうようになった今、企業が消費者に与える影響力は弱まる一方です。
たとえトップの市場シェアを誇っている企業だとしても、消費者それぞれのマインドシェアを1社で独占することはもはや不可能でしょう。
世界最強ブランド「コカ・コーラ」がSNSをマーケティングに活かしつつ、日産自動車などと積極的にパートナーシップを構築し、勝ち組となったことが象徴しているように、従来型マス・マーケティングから企業が消費者と直接コミュニケーションをはかるモデル「エコシステム・マーケティング」へと転換されていっています。
「コカ・コーラ」のモデルケースを元に、新しいマーケティング手法「エコシステム・マーケティング」がわかりやすく書かれている、おすすめの本です。
次世代マーケッターしいては経営者必読の書
★★★★★
製品開発にはプロジェクトX並みの努力を注ぐのに、なぜに顧客リレレーションは一方的な広告投下したあとは神頼み?本書は、そのような疑問を持つ読者に、インターネットを活用したエコシステムマーケティングのポテンシャルを豊富な実例を交えて提供する良書である。
この分野はまだ新しく、感覚的にわかっても腹に落ちないケースが多い。この点、本書はコカコーラの実例をストーリーとデータで語るとともに、アカデミックなフレームワークを絡めて説明していく。また、ブログ炎上など、企業が及び腰になるホラーストーリーも、デルやコムキャストがいかにして克服していったかがしっかりと語られている。このように先人達がいかにして失敗を克服し成功に導いたか興味深く、腹にも落ちやすい。
ケーススタディとしてのクオリティが高く、マーケッターだけでなく経営者にもオススメである
広告の将来を考えさせられる一冊です
★★★★★
会員数740万人。PV数1.8億PV/月。
一企業のウェブサイトの枠組を超え、既にメディアとしての価値を持ち始めている
こうした優良企業サイトが連携(エコシステムを構築)し、Win-Winの
マーケティングを進めていく。。
広告の将来を深く考えさせられる一冊でした。
但し、それは単に”中抜き”により広告代理店等の存在意義が薄れると
いう危機感を煽るだけの内容ではなく、自社の強み・弱みを如何に捉え、
エコシステムを形成していくか、という前向きな議論に発展させていく
べきであり、そうした著者の前向きな姿勢も感じられました。