一読する価値はありますが、繰り上げ返済の変わりに自己責任で株式等の運用を勧める点はよく考える必要があります。事実運用益のほうが利子よりも上回ることも可能ですが、その分知識も経験も何より時間が必要になります。それらにかかるエネルギーを考慮すると普通の人はさっさと繰り上げ返済するほうが賢いように感じます。

別の視点から住宅ローンを説明した本。実際の説明ではちょっとしたトリックがり
おすすめの支払い方法が良くなるような数字を出して計算しています。
実際はそれほどの金利、期間の差がない人もいると思うので
この本の考え方が自分の場合どうなるかを自分でシュミレーションする
必要があります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　知識は力なり

　この１冊だけに頼るのも怖いですが、それでもいろいろと考えさせられる内容でした。この本の内容を鵜呑みにするのも怖いですがそれ以上に銀行のお勧め商品を信じることのほうがリスクが高いとわかりました。

　内容の精査は必要ですが、将来という長いスパンで損得勘定をおこなう大切さを学ぶことができる良書であると思います。一読の価値はありますよ。

　現役銀行員の立場から言わせてもらうと、当たっている部分もあるが、
解釈がちょっと違うなと思う部分も多数ある。

『繰上げ返済をしないで、その分を３２年間運用する』そんなに長期に運用する
人がいるのだろうか？預金金利は貸出し金利より常に低い。
繰り上げ返済したほうが、預金で置いておくよりも確実に利息の負担は少ないと思うのだが。

ほかにも、筆者の独断による危険な判断が多い。こうゆう本は活字になってしまうと、
ホントに聞こえてしまう点はこわい。

住宅ローンはこの本だけでなく、いろんな本や情報を得てから判断したほうが良い。

素晴らしい本である！横並びの理論が多いこの手の本の中で、異彩を放っている！
ファイナンシャルプランナーとしての実践経験と革新的な意見を裏付けるだけのロジック、
全てにおいて、大変勉強になる本である。
年金問題同様、これからの時代は全て自力本願が重要である。
この本を参考に自分なりの住宅ローンに対する考えを構築し、行動すれば必ず役に立つであろう。
但し、答えを求めるような他力本願的な方々には答えの掲載のないこの本は合わないかもしれない。
自分の身は自分で守る、その様な向上心のある方々にはきっと共感を得る本である。
最後に住宅ローンの事だけでなく、何事も物事に対する考え方が重要であることを教えてくれる本である。
本当に素晴らしい本に出会った。押忍。