「旧響鬼」ファンこそが悪
★☆☆☆☆
「響鬼」は好きだ。だが、旧響鬼ファンは「悪」だ。旧響鬼が好きだからといって過去の平成ライダーをけなす発言はどうかと思う。いったい旧響鬼から何を教わったのだろうか?ヒビキさんのメッセージは伝わらなかったようだ…
十人十色
★★★★★
みなさんの大好きな番組はなんですか?もし、その大好きな番組が途中から雰囲気が変わってしまったら、なんで?って思いますよね?
そんな不思議な現象を、この響鬼は体験させてくれました。七巻まで見て今まで雰囲気が大好きでDVDで響鬼を見続けている方は、次の八巻以降を見て頂ければ感じる事が出来るとかも?しれませんので、つぎの巻の30話以降を、ある意味期待して見てほしいです。もちろん今まで以上に気に入って頂ける方も、なんか嫌だなと、思ってしまう方も、せっかく七巻まで買ったし最後まで付き合ってみるかって感じで買って欲しいです。
悲劇の予感
★★★★★
これをリアルタイムで観ているときは
大人が大人としても純粋に楽しめる特撮の存在に
毎週感動と感謝をしていたことを思い出ます。
やはり1シーンごとに制作の意図がハッキリしており
芯がしっかりしているところが一番良かったと
思っております。
その分、シーンのつなぎなどのクオリティで
ちょっとした妥協があるだけで、観ている側も
やっちゃった・・・というイメージが強く残りましたが。
その多くはギリギリの時間の中で妥協しただろう点が多いのも
個人的には同情できました。
29話まで、全体としては
どうしても理由がつけられない矛盾がないのですが
(逆に良くみないと、矛盾だと誤認してしまう点はある)
太鼓の販売戦略の関係で、大きく納得のいかない点を
出したのは、ガッカリですが
本当のガッカリは、この数ヶ月後に・・・。
映像特典は芦名星とみつぅのインタビュー
★★★★☆
響鬼の強化バージョン「紅」の活躍とバイク「凱火」の登場。
女性レギュラー陣の水着姿を拝める二十五之巻「走る紺碧」。
アクションは爽快だし、戦闘後の響鬼が腕に付着した異物をカリカリ落とす仕草は非常にユーモラスでいい。ただ、単独行動の理由は納得できないが…。これで星一個減。
二十六・二十七の巻では化け猫との戦いだが、みつぅと芦名星演じる童子と姫の芝居が実に面白いし、アクションも冴える。途中で鬼の修行をリタイアした人や忘年会の話など世界観を埋めるシナリオも冴える。
二十八の巻は二十九の巻と合わせてシリーズのエッセンスを凝縮したエピソードといえよう。
映像特典は芦名星とみつぅのインタビュー。さまざまな苦労話が率直に語られ、とても興味深い。二人がいかに情熱をもって取り組んだかが伝わってくる。次巻から登場するスーパー童子と姫の芝居を再び観るのが楽しみになった。
もう帰らない、あの夏の日。
★★★★★
2005年夏。いつのまにかオレにとって『響鬼』は、日曜朝のお楽しみ、というところを超えた存在になっていた。苦しい時は心の支えとしていたし、生きがいでもあった、という言い方も、決して大げさではない。これほど高水準な、子ども向けヒーロー番組の枠を超越したドラマが毎週、テレビで見られることを、本当にありがたく思っていたし、最後まで、この同じテイストのまま、続いて行ってくれるのだろうとぼんやり思っていた。あの頃は・・・・・。
この巻を見ていると、ちょうどこのあたりのエピソード―二十五之巻から二十八之巻―が放映されていた夏という季節ともあいまって、あの頃心の奥底に抱いていた、わくわくするような感じが思い出されてくる。
例年、夏場のライダー枠は、関西地区における―高校野球関連番組のため、他地域と同時には放映されない、という―事情もあり、ハッキリ言ってどうでもいいようなエピソードが制作・放映されることが多いのだが、こと『響鬼』に関してはそういうこともなく、意外にしっかりしたお話を見せてくれていた。
二十五之巻は、通称“水着祭り(あきらは店番で残念祭り)”であるが、響鬼・響鬼紅に加え、裁鬼―おぉ、カッコいい! と思う間もなく・・・―も登場するため、そのすべてを演じた“スーツアクター・伊藤慎祭り”、とも呼べるだろう。それ以降のエピソードも、寒い季節になっても夏物のきもので通した“洋館夫妻”の初登場、子供番組とは思えない(!)バケネコの姫のエロティックさなど見どころ満載で、各キャスト間のコンビネーションもうまく行っており、とにかく楽しい。
映像特典では、童子と姫を演じた村田充・芦名星両氏のインタビュー(約21分)が、濃密な内容で面白い。長期にわたってタッグを組み、さまざまな“悪”を演じ続けてきたふたりの息はぴったり。しっかりとした信頼関係が築かれていることを感じさせてくれた。