初版とはいえ…
★★★★☆
内容は大変興味深いものだった。
が、誤記・誤植や、二つの写真に同じ解説をつけてみたりといったミスが非常に多い。
校正が入ってないみたい。
いくら初版とはいっても、これはひどいんじゃない?商品として。
でも内容は充実してるから、星4つ。
自動車製造を探求するテーマなら多少やらせでも川口浩探検隊のようなエンターテインメントは許される
★★★★★
少しまとまった時間があったので、最初からの「クルマはかくして作られる」3冊と、「極上中古車を作る方法」を、じっくりと読む機会がありました。
著者のこだわりに、世間が理解できないだけでなく、少し方向がずれていることも、いくらかはあると思いますが、それでも徳大寺氏の「間違いだらけのクルマ選び」のような、商用のブランドに成り下がらない、内容で勝負するプライドを、今後も続けて、新しい自動車の製造技術の美しさを表現する、何匹目のドジョウでもよいので、良書としてシリーズを続けて欲しいと願います。
最初のセンチュリーを取り上げた1冊目から、今回のGT−Rを取り上げたのは、連載雑誌に掲載されるからでしょうが、できればホンダやマツダなどの他メーカーや、海外のお得意のスーパーカーメーカーなどに飛び込んでいく、自動車製造を探求するテーマなら、多少やらせでも川口浩探検隊のようなエンターテインメントは許されると信じます。
燃料電池だろうと、ジェットエンジンだろうと、福野氏の強烈な個性で飛び込んでいく企画が将来あるのではないかと期待してしまう1冊です。
変わらない品質の高さに満足
★★★★★
CG誌の人気連載のシリーズ3冊目。前書きにもあるように、前シリーズ2冊で完結させるくらいのつもりだったそうで、モチベーションを上げるのに苦労したとの事。しかしながら、今回の再取材を通じて、くるまづくりの奥深さを再認識し、打ち止めにならないように(本当に再度取材が再開されるかどうかは別にして)、連番をあらわす単純なタイトルに変更された。
シリーズ前2冊を順に読み進めた方がベター。又、トヨタの生産方式の概略知識、トヨタの企業文化などの知識があれば、行間が楽しめるし、理解が深まると思う。
モノづくりを語るなら
★★★★★
最高の教材でしょう、このシリーズは!
これ以上は、実際に現場に入ってみないと分からない事ばかり。
綺麗なイラストばかりに目を奪われる「モノづくり」系の
報告書風書籍の中では群を抜いて優れています。
3冊並べて読むと良いでしょう。
内容は相変わらず秀逸なんだけど
★★★★☆
誤字、編集ミスが多すぎる。写真のキャプションが全然違ったり隣りの写真と同じキャプションが重複して付けられたり、ちょっと酷すぎるのでは。
あとがきには雑誌連載時から本書への移行時に相当な改変で苦労したとの記述があるが、モノ作りを深さを検証しておいて紙面作りが浅すぎるのは頂けない。