私は神学の素晴しさをこの本を通して教えられた。
家庭集会で読み始めた一冊。信仰を持ち始めた自分には非常に難しかった。けれども読み進めるなかで、神学の魅了にどんどん惹かれていった。
200ページくらいの入門書を何冊も読むより、この大作を紐解くのをお薦めする。
著者は英国国教会の福音派に属する神学者であるが、自分自身の組織神学を展開していくというよりは、教派に関係なく、おおまかなキリスト教史、神学の資料、神学諸部門を提供してくれる。
この本を読んだ人、またこれから読まれる人が神学という学問で終わるだけでなく、神の栄光に仕える者として導かれるよう祈るばかりである。