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キリスト教神学入門

価格: ¥7,875
カテゴリ: 単行本
ブランド: 教文館
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教科書向け。独学にはおすすめしない。 ★★☆☆☆
然るべき先生がついて、一、二年かけて学ぶためのテキストとしては、よくできているのかもしれませんが、
独学目的(だって皆さん、神学大ならともかく、キリスト教に興味ある多くの人は、この定評あるテキスト
で独学してやろう、そう思うでしょう?)としては困難極まる。とにかく、800ページクラスの分厚い本とい
うのがよろしくない。教授やメンターが支持しつつ、ここは大事ですよ、ここは日本の神学生は流し読みで
オーケーと指導してくれるなら、これは最高の教科書かもしれませんが、独学には全く向きません。
この本は、高校後期レベルの学生さんが自習に使っていると聞いていますが、ベースができてるんでしょう
ね。ベースがきっちりできていなければ、(訳の問題かもしれませんが)さっぱりわかりません。
もし神学を独習するのなら、同じマクグラスでも「総説キリスト教」の方がよいかもしれませんし、そもそ
もキリスト教の基礎が不十分ならば、ジョシュ・マクドウェルの「徹底検証キリスト教第一巻」(アール・オー・エス企画発刊、扱いはいのちのことば社)とか、今はリパブックスのオーダーメイドでしか扱っていない「組織神学」(聖書図書刊行会/いのちのことば社)などで基礎を固め−もっとも、ガチガチのファンダメンダリストになっても責任負えませんがw−て、その上でマクグラスの中道かつ分厚いテキストに進んでも良いのではないかと思うのです。何で星二つかって? 絶賛ばかりで欠陥(と申しましょうか、内容が難しめなのに、マクグラスなら間違いないという賞賛への反発ですかね)があまり指摘されていないことへの反発です。
キリスト教神学の豊かさ面白さを知る ★★★☆☆
 キリスト教神学の網羅的概説書。理論の前に、歴史・方法について詳細に記述するという構成が素晴らしい。必要十分な情報が揃っており、入門書として不足はない。
 「訳者あとがき」は最初に読むべきだ(私も含めて多くの日本人は「あとがき」から読むだろうから、大きなお世話かも知れないが)。入門書なので詳細な説明を略していたり、時に「通俗的」解釈に流れている所もある。また、著者が聖公会福音派に属していることも考慮に入れる必要がある(とはいえ、単純に党派的なわけではなく、可能な限り客観的であろうとしていることは付言しておく)。神学概念について、この本「だけ」をたよりにするのは非常に危険である。
キリスト教神学を「本格的に」学びたい人のための,随一の入門書です ★★★★★
英国オックスフォード大学の現役の神学者で,日本でも大変有名なマクグラス氏の手による,キリスト教神学の入門です。この本の特徴は,まえがきにもありますが,高校生でも読んだ人がいるほど分かりやすい,ということです。なぜ分かりやすいかと言えば,単に項目を並べて説明するというよりも,「どういう経緯でその思想が生まれたのか」という因果関係を説明するための歴史的な記述を丁寧にしているからでしょう。実際,初めの190頁ほどが神学の歴史を概観することに費やされ,続く170頁は神学の方法論(哲学との関係など)を解説しています。本文でもこの方針が貫かれ,神学の潮流を多角的に追うことが可能となっています。これは,他の組織神学書には見られない本書の大きな特徴です。ゆえに,本書の優れた内容は☆5つ以上の価値があると言えるでしょう。比較的高価な本ですが,買って損することは無いと断言できます。ただ難点を挙げるとすれば,終末論の扱いがやや少ないことや,「回心」や「悔い改め」といった,救済論で非常に一般的な用語が索引に無いことなど,頁数配分で若干の偏りが見受けられます。従って,この一冊で神学を網羅的に学ぶのではなく,書名にあるように,あくまでも「入門」として読み,さらに別の書物で学んでいくことをお勧めしたいと思います。
まさに神学入門!! ★★★★★
私は神学の素晴しさをこの本を通して教えられた。
家庭集会で読み始めた一冊。信仰を持ち始めた自分には非常に難しかった。けれども読み進めるなかで、神学の魅了にどんどん惹かれていった。
200ページくらいの入門書を何冊も読むより、この大作を紐解くのをお薦めする。
著者は英国国教会の福音派に属する神学者であるが、自分自身の組織神学を展開していくというよりは、教派に関係なく、おおまかなキリスト教史、神学の資料、神学諸部門を提供してくれる。

この本を読んだ人、またこれから読まれる人が神学という学問で終わるだけでなく、神の栄光に仕える者として導かれるよう祈るばかりである。

入門書として、ほどよい射程と明晰な説明 ★★★★★
キリスト教神学にかぎらず、入門書というのはこういうものか、と思わされた一冊です。訳者のあとがきにもあるとおり、個々の問題の掘り下げには、今ひとつ、と思う点はあると思います。けれども、それは、入門書らしさのしるしともいえるでしょう。とりわけ間口の広い神学という学問には、学として全体を見わたせるような入門書が大切です。歴史・方法・教理と大きく三部に分かれているのですが、巻末の「詳細目次」は、いま取り組んでいるトピックがどこに位置づけられるのかを振り返るのに有益です。訳文も、おおむね分かりやすく良心的です。大いにおすすめします。