自由になれない思い込みをどう捨てればいいのか？を
小ストーリ一で説明しているのがいい！

一番感動した話。
【幸せの神様】
ある日、幸せの神様が目の前に現れこういいます。
神様＞「幸せの神様だけど、あなた、幸せになりたいの？」
私＞「えっ、いや、はい。いいんですか？はい。なりたいです。」
神様＞「はい、わかりました。じゃ真剣に質問に答えてね。」
「今一番大切にしているものや人、今なくなっってしまったら
一番困るもの、今失ってしまったら最も悲しいものは何？」
神様はそれを重要度を聞きながらトップ１０に絞り、
プリントアウトして手渡し帰っていった。
それからの数日に起こったことを私は忘れることが出来ない。
私はそのトップ１０を全て失ってしまった。
想像してみてほしい、自分が大切にしている人、もの、こと、
それらを失う時、そして、それが現実になった時のことを・・・。
どれだけ悲しかったか、どれだけ泣いたことか・・・。
しかしそれが夢だと教えられた時、どれだけうれしかったか、
どれだけ安心したか・・・。
だからこそ、分かったのだ。私は、今のままでも十分に幸せなのだと。

タイトルにある「心の翼」とは、思い込み（先入観や
固定観念）が外れた状態のことを指すようです。
つまり、タイトルからいくと本書には、思い込みを
外す方法が書かれているはずです。

実際、一般的な考え（＝常識）を覆すような意見は
書かれています（明日も人生が続くとは限らない等）。
が、「常識にとらわれない自由な発想方法」が
具体的に述べられている、とは言いにくいと思います。

フリーターから大成した人などを引き合いに出して、
人生の根幹にかかわる重要な要素（お金や仕事や結婚など）
についての思い込みを外せば、あとは完全に自由になれるよ、
ということなら書き方としては恐らくOKなのでしょうが…。

本書を貫く考え方として「何が起こっても“自分のせいだ”と
考えられる人が成功する」というのが挙げられると思います。
著者自身は、雪が降っても自分のせいだと考えられる人の
ようですが、普通に考えて、そんな人がいたら引いてしまいます。
（雪が降って自分のせいだと考える人がいたらゾッとしませんか？）

自分の身の回りで起こる全ての出来事は自分に原因があって
自分を変えさえすればまわりも変わっていく、というのは、間違い
ではないでしょうが、なかなか受け入れられにくい考え方なのでは
ないかな、と（お節介ながらも）感じてしまいました。

と、否定的なことばかり書いてしまいましたが、内容的には
素晴らしい物語ですので、童話として読むには良いと思います。

みなさまの高レビューを参考に
本書を購入致しました。
期待が大きかっただけにちょっと期待はずれ。

特にたくさんの自己啓発本を
今まで読んできた方には物足りないかもしれません。
本書の内容はどれもどこかで読んだ覚えが
あるものが多いので。
ただ、物語と著者の体験を交えながら
とても読みやすくまとめているため、
自己啓発本を始めて読む方にはオススメできます。

　「思い込み＝常識」を捨てれば世界が変わる！８つの心の習慣
このキャッチにぐっと来ましたね。
　結論は雪が降っても雨が降っても自分の責任という考え方が出来るかどうか？
世間一般の思い込みを捨てること。８つの習慣とは。自分にはできないという思
い込み、失敗しちゃいけない、仕事はいやなこと、運はコントロールできない、
お金は汚い、自分らしさは悪いこと、成功しないと幸せになれない、自分は一人
で生きている、などの間違った思い込みや常識を捨てるところから幸せは始まる。

　これが新しい常識なら、大人が皆とても楽しくなる、今すぐ幸せになる。
　新しい翼を手に入れたら自由に空を飛ぼう！！
　大人の童話のようなビジネス書だ、読後感がとても爽やか！！
落ち込んでるときに読むといいと思う。

最初はありがちな自己啓蒙書かなと思い読み進めていましたが、筆者自身の経営者としての経験を踏まえた言葉は重みがあり、読み終えた後には、かなり心が軽くなりました。
今の自分に満足できず悩んでる人にオススメの1冊です。
一度読んだからといって明日からの生活が180度変わるわけではないと思いますが、繰り返し読んで身につけていきたい良書の一つです。