2007年10月~2008年3月に放映された、貴地谷しほり主演のNHK連続テレビ小説。共演は、和久井映見、松重豊、渡瀬恒彦ほか。心配性で、いつも「ここぞ!」というときに臆してしまう主人公・和田喜代美(貴地谷)が、ひょんなことから上方落語に出会い、落語家をめざしてゆく物語で、不器用ながらも一歩一歩成長を続ける彼女の姿が印象的。“明るく、前向き”なことがお約束だった従来のヒロイン像を打ち破り、自信も特技もない等身大の娘の生き方に焦点を当てた本作は、現代人の感覚にマッチし、大きな反響を呼んだ。DVD-BOX Iには、第1話~第48話が収録されている。――好きなものにはとことんのめりこむが、肝心な場面でネガティブになってしまう喜代美。ある日、家を飛び出した彼女は、落語家・徒然亭草若(渡瀬)に出会い――。(みきーる)
面白おますなあ
★★★★★
ちりとて、を見るようになり以前から買い集めようとしていた桂枝雀師匠のDVDセットを毎月数枚づつコツコツとアマゾンで買うようになりました。
ちりとて、に出てきたお題が入っているDVDを優先に買い求めようとしましたが全部そろえようと、第一集の一番から購入しています。枝雀師匠の愛宕山や饅頭怖い、地獄八景を見ていると、ちりとて、で描いていた芸人さんの私生活や練習風景が想像されて大変に可笑しゅうございます。
私は今年、関東圏から関西圏へ異動になり、もともと関西出身であったこともあり、さらに、ちりとて、を見たこともあり、それまで好きであった上方落語に再度はまり込んでしまいました。
関西のお笑いと言えば吉本や松竹に代表される新喜劇のほうが万人受けしますが、落語の世界も大変に面白いものでございます。
今後も関西、いや上方落語の世界にはまりこんでしまい抜けそうになくなってしまいました。
笑う門には「ちりとて」がある
★★★★★
まずは少し辛めにコメント。
草若師匠が無くなったあと、木曽山が初高座にデビューするまでの間が、
若干間が抜けてて、ネガティブな雰囲気が漂うので、
そこら辺は「底抜けにスッキリ」とはいきませんでしたが・・・
その後は、「底抜けに快調」そのものです(^^)v。
まさか最後らへんまで「正太郎じいちゃんのテープ」が
重要なキーポイントになってくるとは思いませんでしたなぁ。
佐藤めぐみさんの「ブラックA子」や社長就任後の演技、
「草若を襲名したい」という本心がありながら、
それを隠して草々に襲名を勧める草原兄さん、
あれほど嫌ってた「肉じゃが女」を襲名してしまう奈津子さん(笑)、
秀臣さんの「若狭塗り箸」に対する熱い思い、
その全てが「いいんです!」(^^)v。
*この川平さんのおなじみのフレーズが
出てこなかったのは、個人的に残念でしたが(^^;)。
本放送時には「ちりとて」を観ておらず、
今回は3巻とも購入したので、正直、ふところは痛かったですが、
一言では言い表せない「満足感」と「幸福感」で満たされております。
悲しい人、むなしさを感じる人、嬉しい人、
いろんな人のココロを満たしてくれるのが「ちりとて」やと思います。
喜代美はじめ、いろんな登場人物に励まされた気がします(^^)。
特典映像残念
★★★★☆
本編はもちろん楽しみだったが、私は特典映像のスタジオパークからこんにちはが見たくて購入しました。でもダイジェストだけあって、いいところでブツっと切れている・・・スタジオパークを見逃した人はどうやったら全部見られるのでしょうか。。。そんな残念な気持ちで☆4つです。
異様におもしろい
★★★☆☆
最近のNHK連続テレビ小説にはほとほと失望していた。
しかしこの「ちりとてちん」は違った。
私自身関西人ということもあるかもしれないが、
NHK大阪制作だけに随所にニンマリしてしまうネタが仕込んであったり、
役者もよく物語になじんでおり違和感なく楽しめた。
特に渡瀬がやはり図抜けてうまいと思った。
佐藤は将来的には、貫地谷より成功する役者だと思った。
全体を通して異様に気に入った朝ドラでした。
ただし落語シーンに関しては吉弥さん以外は皆さん聞くに堪えませんでした。
底抜けに面白うございましたがな
★★★★★
ほんま、毎日、毎日 たった15分で こんだけ、笑いそして泣かせてくれるドラマはありませんでした。(「ちゅらさん」も、そうでしたが こっちの方が上かな・・・。)
もちろん、「喜代美ちゃん」には 感情移入できましたが、草若師匠の三番弟子の、「小草若」にも 感情移入でき、ずっと楽しめました。二人共、どんな人間にも 有るであろう、弱い部分をリアルに描いてあり、ほんま良かったです。
まだ、「ちりとてちん」を見てない方、そのあたりも、楽しんで見て下さい!