ハバネロパウダー 30g アメ横 大津屋 スパイス ハーブ
価格: ¥800
産地:メキシコ産■原材料:唐辛子■ナス科トウガラシ属■賞味期限:300日■形態:袋入り●原料品のため夾雑物がある場合がございます■状況によって産地が変る場合がございますご了承ください。
取り扱い品で一番辛味が強い唐辛子
舌が焼けるようなチリ(唐辛子)は歴史の古いスパイスで、その栽培は1万年前に遡る。原産地はラテンアメリカで、ナス科トウガラシ属。品質や変種を細かく分類することは不可能に近いが(メキシコだけでも100種以上あるといわれる)、唐辛子の品種には共通の性質がある。概して熱帯、亜熱帯に生育し、草丈は20cm~1.8mになる。スパイスとして使う果実は、どの品種も滑らかでつやのある引き締まった皮をもち、内部空洞に無数の種子を保護している。共通の特徴はこれだけで、形、大きさ、色、辛味の強さは品種によってさまざまである。
大きさは5mmから30cmまで、形は丸いもの、角ばったもの、偏平なもの、長いもの、細いもの、先細りのもの、尻尾のついたもの、肩のばったものなどがある。色も多種あり、鮮やかな緑の未燕巣が、種類によって赤、黄、薄紫、茶、黒、クリーム色へと熟していく。イギリスの市場や青果店に多いのは、7.5~10cmの赤や縁の先細りのものである。辛味も、比較的穏やかなものから焼けるように辛いものまで数段階に分けられる。ごく普通には(もちろん例外はある)、小型で細く色が濃いものほど辛味がきつい。
唐辛子はラテンアメリカ、インドネシア、東南アジア、中国、日本、インド、中東、アフリカ全域で欠くことのできない重要な食材である。生から乾燥品までどれも簡単に入手でき、生で未熟のもの、然したホールタイプ、乾燥品のホールタイプ、粉末、チリ・パウダーなど選択の幅は広い。粉末の中で最もよく知られているのがカイエンヌ・ペッパーとパプリカで、この2つは唐辛子の中でも特別の位置にある。
唐辛子はミックス・スパイスの材料として欠くことができないだけでなく、かけるソースとつけるソースのどちらにも基本材料として登場する。例えば中国の海鮮醤(ホイシン・ソース)、チュニジアのハリッサ、カリビアのホット・ペッパー・ソース、ラテンアメリカのサルサ・クルーダなど。ピクルスやチャツネ、インドネシアのサンバルのような強烈な辛さの料理にも使う。肉や魚などの主菜の風味づけに、単独でもほかのスパイスと混ぜ合わせても用いる。