アメリカでメジャーなボイストレーニングの本。ミックスボイスに的を絞った画期的なメソッドだと思う。ただこの本（CD付き）だけで勉強するのは正直難しいと思う。効くエクササイズは人により違うし、成長とともに変わってもいくからだ。

Sethさんの評判を聞いて英語が苦手なのにもかかわらず思わず買ってしまいました。本の中にあるわずかな絵でこんなもんかなあとわかったつもりになっていますが、ん〜やっぱり何が書いてあるのか知りたいよおお。翻訳本を出してほしいです。

私は、英語がかなりできるほうですが、コレを理解するのはかなりキツイ！結構専門的な英語なので一般の人が辞書を引きながら訳しても何を言っているのかさっぱりだと思います。TOEIC 900以上の私がいうのですがから間違いはありません。ただ日本のボイストレーニングに比べて内容的にはピカイチです。

中級から上級のシンガー及びヴォイストレーニングを職業とされている方は必読の本だと思います。
全て英語で書かれていますが、ものすごく難しい英語ではないので辞書を片手に理論、練習における注意点等確認してみて下さい。
ＣＤがついているのでそれも助けになると思います。

他の方も書かれていますが、初心者の方、最初は実際にヴォイストレーナーについて基本的な呼吸法や発声法を学ぶべきだと思います。
（セス・リッグスの公認インストラクターが理想だと思います。）

この本には呼吸法の練習は詳しく記されてはいません。
多くは低音域から高音域の声種の確立、そしてそれらを連結させるためのトレーニングです。

私も2008年、セス氏の公認トレーナーに認定を受けましたが、そのレッスンとほぼ同じ事がこの本で学ぶ事が出来ます。

今までトレーニングを受けて来て大きな壁にぶつかってしまった方。セオリーが必要なシンガー、トレーナーの方。
ぜひこの本と付属のCDでセス氏のトレーニングを体験してみて下さい。

著者のセス・リッグスは全米音楽界ではカリスマボイストレーナーとして、その先駆けとも言える第一人者。ルーサー・ヴァンドロス、スティービー・ワンダー、ナタリー・コール、マイケル・ジャクソン、マドンナなど名前を連ねればきりが無いほど多くの歌手のトレーナーを務めてきたのだから凄い。最近では、ジョシュ・グローバンがセスの生徒だったことからデヴィット・フォスターにデモテープが渡り、ジョシュが一躍スターの仲間入りを果たした程である。直接レッスンを受けるのは一般人には難しいのでこの教材で独学をオススメしたい。話す時と同じ状態で喉に負担をかけずにしっかりとした声を出し、無理せずに高音域を伸ばす為のレッスンといえばわかりやすいと思う。ＣＤ付属なのでデモと同じように真似をして声を出せば英語が分らなくてもレッスンできる。しかし、相当の根気が必要です。出来ているか否かを聞き分けてくれるトレーナーがいないと習得には倍の時間がかかってしまいそう。最悪、喉を悪くします。経験者の私が言うのだから間違いないです。お金はかかるけど、一度一般的なボイトレを受けてみるといいと思います。その後でこの教材を使うことは効果的だと思います。この教材をいきなり使いこなすのは難しいと思います。