福来 友吉（ふくらい ともきち、1869-1952年）は日本の心理学者、超心理学者。東京帝国大学助教授、高野山大学教授。文学博士。念写の発見者とされる。--Wikipedeiaより
発行日：大正5年（1916）9月28日、増補：大正6年（1917）12月23日
発行所：弘学館書店
本文：450ページ

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※本編と増補の2冊を合冊して1冊にしています。

【目次】
■念写
第一　念写とは何か p1
第二　念写する時の精神状態 p4
第三　念写を思ひ付きたる動機 p7
第四　長尾夫人の念写 p13
第五　高橋夫人の念写 p22
第六　念写問題の今後 p30
■希望のニコニコ p31
第一　ニコニコと生命 p31
第二　希望と勇気 p38
第三　希望は今日一日 p41
■我の能力と人性 p43
第一　我の能力とは何か p43
第二　自劃は正当である p46
第三　人造低能児 p49
第四　感覚力 p56
第五　記憶力 p62
第六　観念力 p82
第七　結論 p88
■生命学と心霊研究 p91
第一　生命の根本原理 p91
第二　飽くことを知らざる要求 p91
第三　メンタルポツシビリチー p95
第四　心霊問題の研究 p100
■動物主義 p105
第一　動物主義の意義 p105
第二　動物主義者の本能説 p107
第三　理想を捨て動物に倣へ p108
第四　動物と人間の差別 p111
第五　馬尾蜂と透視 p115
第六　理想と自覚 p120
第七　人間の進歩と下等動物の進歩 p126
第八　人間の本能 p128
■夢 p130
第一　夢は神秘的である p130
第二　夢で幼時の経験を知る p137
第三　夢で紛失物の所在を知る p143
第四　夢で病気が治る p147
第五　心霊の夢 p157
■潜在精神 p158
第一　潜在精神から病気 p158
第二　マーリーの左眼盲 p160
第三　Ｄ夫人の恐怖 p165
第四　妹の死霊に死を迫られたる夫人 p170
第五　幽霊に苦めらるる青年 p176
第六　死神に誘はれたる婦人 p183
第七　結論 p189
■宮本武蔵の剣道 p191
第一　剣道の神秘 p191
第二　寸にして人を呑むの気あり p197
第三　真剣勝負の覚悟 p199
第四　人の意表に出づ p206
第五　必勝の一手 p212
第六　厳流島の試合 p220
第七　立腹させる p224
第八　縁起を付くること p227
第九　気合 p230
第十　正々堂々 p233
■秘密と心の病気 p237
第一　お喋りお婆さん p238
第二　言はんとする心 p240
第三　言つてはならぬ事 p243
第四　馬耳大王 p245
第五　秘した不品行から p248
第六　秘した憤怒から p250
第七　秘した不平から p253
第八　治療方 p258
■プランセツトの話 p262
第一　プランセツトの由来 p262
第二　実験の方法 p265
第三　中坐を勤むる人の心地 p268
第四　忘れた事を書く p272
第五　歌を作る p281
第六　絵画を描く p290
第七　両手で書く p294
第八　一念が移り行く p296
第九　心霊的プランセツト p304
第十　迷信を排す p313
■精神の虚実 p318
■模倣性と病的伝染 p364
第一　観念の表現力 p364
第二　鶯の歌と観念の力 p365
第三　里親又は乳母と子供の顔 p366
第四　狐憑病の伝染 p367
第五　観念力と模倣 p369
第六　圧迫せられたる精神の潜在活動 p371
第七　観念の圧迫より来る人格の不安定 p372
第八　圧迫せられたる精神の爆発 p373
第九　小刺戟より来る群集の大爆発 p374
第十　尼寺のヒステリー的爆発 p375
第十一　厳酷なる宗教的規律の反動 p377
第十二　色欲とヒステリーと宗教 p378
第十三　肉食妻帯の禁と我国一部の男僧 p379
■精神的養生 p380
第一　精神的文明と物質的文明 p380
第二　観念力 p392
第三　心の置き所 p404
第四　霊感 p416
■増補 p427


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