支えのある発声と呼吸の練習方法について: アッポッジョと声の闘争による発声練習の本
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支えのある発声と呼吸の練習方法について
―アッポッジョと声の闘争による発声練習の本―
【目次】
《はじめに》
支えのための“アッポッジョ”と“声の闘争”
《声帯》
《アッポッジョ》
《声の闘争》
《アッポッジョと声の闘争の例》
《声の闘争とアッポッジョによる『声の焦点』》
《アッポッジョと脱力》
《喉の管理》
まとめ《支えのある声や呼吸のポイント》
《身の回りの物でボイトレをしよう》
《自宅で静かにボイトレをしよう》
《自宅以外でボイトレをしよう》
《あとがき》
《参考文献》
《キーワードと重要語句の漢字の読み方》
《付録》
《お薦め動画》
《お薦め書籍》
《著者ホームページ》
この本は、声の基礎を良くするための「支え」について書かれています。基本的にアッポッジョや声の闘争に関する内容を説明しています。発声練習や合唱・声楽の練習に役立ててください。
この本は次の方々を対象にして書かれています。
《発声・歌唱》
・高い声、よく通る声、明るい声を出したい方
・歌声を良くしたい方(合唱やオペラ、ボーカルやカラオケを歌う方)
・声を良くしたい方(演劇や声優の練習をしている方)
・仕事で声をよく使う方(ビジネスでリーダーシップを発揮したい方、プレゼンテーションを良い声で行いたい方、塾講師や学校教師の方)
・日常会話を楽しみたい方
《体の健康》
・血行を良くして健康になりたい方
・呼吸と血行を良くして体温を高めに改善したい方
・背中を使ったボイトレを通して姿勢を良くしたい方
・口の中の乾き(ドライマウス)を改善して虫歯を減らしたい方
・発声や呼吸の練習で嚥下を改善したい方 ……など
《心の変化》
・今より明るい性格になりたい方
・積極的になりたい方
《この本を利用した普段の練習について》
練習は一回30分~40分程度を、1日に2~4回に分けて行うと良いです。一回の練習を2~3時間かけて行うと、喉に負担が集中してしまいます。練習と休憩をこまめにとることが大切です。
【一日2時間(30分×4回)の練習の場合】☆休憩は5分~120分程度
練習1→(休憩)→練習2→(休憩)→練習3→(休憩)→練習4
また、練習時間とは別に何気なく生活している中にも、声出しや呼吸の練習をこまめに行うと良いです。通常の練習時間とは別の時間に声を出している、あるいは呼吸や姿勢を確認している、などが長い目で見ると大きな差になります。
歌の練習を楽しく行っているときは、練習を練習と認識していません。真面目に楽しむ心が継続と上達の秘訣です。