声と呼吸を鍛える本: 支えのある声で歌うための発声と体幹の基礎トレーニング
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『声と呼吸を鍛える本』
―支えのある声で歌うための発声と体幹の基礎トレーニング(改訂版)―
《この本について》
この本に書かれている内容は次の通りです。
・姿勢と呼吸について
・アッポッジョと声の闘争
・声帯について
・母音について
・発声時の脱力について
・体幹トレーニングについて
・口蓋化の利用について
・上前歯の付け根に声を当てる
・切歯窩を狙って声を出す
・背中と太ももの筋肉の利用
・声を小さく圧縮して大きい声にする練習
・首すじから腰にかけての背中を力ませた発声
・発声練習曲(母音の練習、レガートの練習、音階の練習)
《その他》
・ボイトレ講座(過去の文章及び仮説)
・お薦め動画の紹介(ハイパーリンク付き)
・お薦め発声理論書の紹介
・参考文献(R.ミラー、スンドベリ、プロクター、フースラー、リード など)
《この本のキーワード》
背中と脇腹を使った支えのある呼吸、吸気筋と呼気筋の連携、
吸気筋と呼気筋の連携、腰と太ももの支え、
錐体筋の利用、腹部と背中の筋肉の連携、力みの利用と良く通る声の出し方
この本は、以前出版した『支えのある声で歌うための発声と体幹の基礎トレーニング』を加筆修正した改訂版です。
《目次》
《はじめに》
《この本の使い方と日々の練習について》
【第1章】姿勢と呼吸について
《支えのある声を出すための姿勢のポイント》
《背中を使った呼吸》
《よく通る明るい声を出すための体幹トレーニング》
《姿勢のポイント(筋肉、体幹、抗重力筋など)》
《呼吸のポイント(吸気筋、呼気筋、呼吸の支えなど)》
【第2章】発声の基礎
《アッポッジョ》
《声の闘争(ラ ロッタ ヴォカーレ)》
《アッポッジョと声の闘争の例》
《声帯》
《脱力について》
《母音(イエアオウ)》
【第3章】発声練習について
《最少呼気発声》
《上前歯の付け根に声を当てる》
《胸式(きょうしき)呼吸を利用した発声》
《切歯窩を狙って声を出す》
《口蓋化を利用して声を出す》
《声を小さく圧縮させて大きい声にする》
《首すじから腰にかけての背中を力ませて声を出す》
《錐体筋に力を入れて声を出す》
《重い物を持つ、あるいは体に負荷を与えて声を出す》
【第4章】発声練習曲
《No.1・No.2》
《No.3・No.4》
《No.5・No.6・No.7》
【第5章】ボイトレ講座(過去の文章及び仮説)
《2016年(ツイッター)》
《2015年(ツイッター)》
《2014年(ツイッター)》
《ボイトレ講座(ハイパーリンク)》
《あとがき》
《お薦め動画》
《お薦め書籍(発声理論書、ボイトレ本)》
《参考文献》
《著者ホームページ》
《はじめに》
この本は、支えのある良い声を出すための方法や練習のやり方について書かれています。
基本的にアッポッジョや声の闘争、声門閉鎖や発声筋・呼吸筋に関する内容を説明しています。
ボイストレーニングや合唱・声楽の練習に役立ててください。
この本は次の方々を対象にして書かれています。
《発声・歌唱》
・よく通る声を出したい方
・高い声や明るい声を出したい方
・歌声を良くしたい方(合唱やオペラ、ボーカルやカラオケを歌う方)
・声を良くしたい方(演劇や声優の練習をしている方)
・仕事で声をよく使う方(ビジネスでリーダーシップを発揮したい方、
プレゼンテーションを良い声で行いたい方、塾講師や学校教師の方)
・日常会話を楽しみたい方
《体の健康》
・血行を良くして健康になりたい方
・呼吸と血行を良くして体温を高めに改善したい方
・背中を使ったボイトレを通して姿勢を良くしたい方
・口の中の乾き(ドライマウス)を改善して虫歯を減らしたい方
・発声や呼吸の練習で嚥下を改善したい方 ……など
《心の変化》
・今より明るい性格になりたい方
・積極的になりたい方
《この本の使い方と日々の練習について》
この本の第1章は姿勢と呼吸の基礎、第2章は発声の基礎について書いています。
1章と2章の内容を読んでから第3章の発声練習を試してみてください。
第4章と第5章は必要に応じて適切なものを練習に取り入れてください。