旦那のご両親が登場してからグンと面白くなったのに、課長の姑ネタの頻度が多すぎてイライラしてきます。
作者には似合わないと思います。まあ個人的好みですけどね。

「おうちがいちばん1」からの大ファンです。
ほのぼのとした家族の日常が笑えます。
どこにでもいるような家族がとっても良い感じです。

なにか事件が起きるわけではない、ほんのりと平凡で穏やかな日常を綴ったマンガ。
でもこの平凡さは実は非常に得難いものなのかもしれない。
日常の穏やかな当たり前の平凡な幸せに感謝させてくれるマンガです。

「おうちがいちばん」も数えて5巻。早いものです。4コマ漫画の面白いところは起承転結そのもの。4コマめで必ずクスリとさせるところがその楽しさ。秋月りす先生の上手なところは皆さんもご承知と思いますが
登場人物たちの個性を巧みに描いているところ。

原家のおかあさんは厳しくしっかりもの。お父さんはやさしく寛容なところ。森家のタカヒコさんはちょっと気弱だけどやさしいパパ。つぐみさんは頑張るママだけど粗忽でちゃっかりもの。タカヒコさんの両親はけんかばかりしているけどそれで長年連れ合いとしてうまくやっている夫婦だというところ。子供たちはそんな大人たちに囲まれながら健やかに育っているところ。課長さんは厳しいけれど家庭ではただの嫁と達観しているひと。

大事件が起きる漫画ではないし、でも生活の中でだれも感じる喜怒哀楽を様々な高さからの目線で巧みに描くから共感できるし、クスリとしてしまうのかも知れませんね。

今回はどんなおうちがいちばんかな？