江戸時代の風景(浮世絵)が119あり、現代の地図との比較がしやすいようになっているので、
実際の場所を訪ねて感慨に浸れる事間違いなしです。
しかもその絵が、どちらの方向を向かって描かれているか、それぞれの歴史的背景や地理的背景の詳しい説明もあり、
読み物としても大変楽しむ事ができます。
また、季節ごとにも目次で分類されているので、昔の春夏秋冬を目で味わう事も出来ます。
昔は赤坂あたりは大変淋しい所であったのだなあとか、深川あたりはまだ埋め立てされずに
干潟がたくさんあったのだなあと!か、佃島の由来などいろいろ興味深い点がたくさんあり、大変面白い本でお勧めです!