インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

仮面ライダーW Vol.2 [DVD]

価格: ¥6,090
カテゴリ: DVD
ブランド: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
Amazon.co.jpで確認
昭和らしさと平成らしさ ★★★★★
最初の頃は抵抗のあった奇抜なデザインもスタイリッシュに見えてきたこの巻の見どころは5・6話の「少女……A」。
555以降はライダー内での内輪揉めの比重が大きくなり「子供のために戦う」という描写が激減しました。
しかし「仮面ライダーW」はおそらく平成ライダーの中でも一番昭和らしさを引き継いでいるのでしょう、
自分を父だと思う少女の夢を壊さず町を守り颯爽と去っていくのです。
こんなヒーローをカッコ良くないと思うはずがありません!
7・8話は個人的にはイマイチでしたが星5つ分の価値はある巻だと思います。
ヒーロー物の中に忍ばされた現実 ★★★★★
 5、6話は、大人が子供をダシにして自己主張することを批判しつつ、翔太郎も子供を目の前にしてハードボイルドになりきれない甘さを見せ、子供のために道理を引っ込めて無理を通してしまう大人の姿が描かれます。

「仮面ライダーは子供番組なんだから、子供が楽しめればいい。大人が批評するのはおかしい」
「仮面ライダーは子供番組なんだから、大人として子供によい作品を見せてやりたい、という思いから批評するのは当然だ」
 こんな言い合いをネットのどこかで見た方も多いと思います。
 第2巻はそういったものをモチーフとし、仮面ライダーW流にアレンジメントしたエピソードが収録されています。

 7、8話では、インターネットの抱える問題を取り上げ、コミュニケーションの大切さを描いたエピソードになっています。
 ケンカしたダンス仲間の二人は、顔をつき合わせて話をしていれば惨事は生まれなかったでしょうし、闇の仕事人ゴキスター(その正体がオタク青年というのはコミュニケーション能力が不足した人間の象徴でしょう)は、書き捨てられた一時の激情をそのまま暴力に変換し間違った正義を振るってしまいました。
 平行して、フィリップもまたコミュニケーション能力が欠落したところが強調されて描かれ、空気の読めない言動をし続けWのピンチにまでなってしまいます。ただしフィリップの場合は、暴走こそすれ、外部の何かに興味を持つこと自体は肯定され、救いの道が示されています。


 仮面ライダーWのバトル方面でのギミック等については他のレビュアーさんに任せるとして、事件の骨子のストーリーは子供にとっても大人にとっても決して他人事ではない、考えさせられる良エピソードであると思い、今回の評価点としました。
全フォーム登場 ★★★★☆
この2巻でトリガー系フォームも出揃い、基本の9フォームは全て登場しました。
またバイクの換装パターンも出尽くし、ようやく基本設定が全て劇中に出てきたと言えます。

ともすれば便利すぎて一部では他のフォームいらなくね?……とまで言われるトリガー系、
特にルナトリガーがそれに当たりますが、そこはダブル、他フォームの有用性や、攻撃力に
特化すると痛い目に合うという部分がちゃんと表現されています。

ヘブンズトルネードのくだりは賛否両論かもしれませんが、行動的なフィリップは好きです。
あと、曲がナイス。ダブルは音楽の面でも電王・キバに迫る作品と言えそうです。
フィリップ好きは必見 ★★★★★
Wのテーマのひとつである「家族」と「街」を描いた5・6話。
風都に潜む敵組織の具体的な活動も明かされていきます。
女政治家のボディーガードとして雇われた翔太郎が、母と娘のあり方について葛藤します。
見所はジャケットの通り、ルナトリガーと水上マシン・ハードスプラッシャーの登場。
ルナトリガーの無敵の追尾弾は一見の価値あり!
前回「家族」のトラウマから抜け出したフィリップが、
依頼人の娘にちょっとした行動を起こすシーンにも注目です。

そして7・8話は、フィリップを知る上では欠かせないエピソード。
鍵の掛かった本が気になるあまりに事務所を飛び出したフィリップが巻き起こす
追跡・逃走のドタバタ劇に翔太郎と亜樹子が振り回されていきます。
依頼人のカリスマダンサー・稲本弾吾17歳もなかなか面白い奴ですよ。
荒川脚本らしい甘酸っぱさもありつつ、勢いのある展開に引き込まれていきます。
見所は勢い余ってのダンスバトル。
また今回の敵は、黒光りする羽を靡かせ、カサカサー!と疾走する、
「ある意味」仮面ライダー至上最も恐ろしいドーパントと言えましょう。
ラーメンズ片桐仁の怪演も見どころのひとつです。
ヒロインに厭味がない ★★★★★
どうもここ最近の平成ライダーは
ヒロインの子が妙に陰気な設定だったり
いつも怒ってる表情が多くて
朝から見るのはもたれる印象でしたが
今回のヒロインは、いい意味で
明るく厭味がなく、とてもいいですね。

今後、2人のどちらかと恋愛描写になるのか
最後までさっぱりした関係でいくのか予測できませんが、
本来、子供向けの作品とはこうあるべきでは
ないのかと、原点回帰で嬉しいです。