どんどん魅力的になっていくキャラクターたち
★★★★★
ストーリーが加速度的に面白くなっていくに従ってキャラクター達の魅力もどんどん増していっています。
特に「Sな戦慄」での亜希子ちゃんは凄くかっこよかったです。
基本的にヒロインは舞台装置でしかなかった平成ライダーでここまで前面に出てくるヒロインも珍しいですね。
最初はギャグっぽい性格設定に面食らいましたが今では翔太郎・フィリップ・亜希子の3人が一緒にる事が当然のように感じます。
「復讐のV」では今までで一番ハードな話になっており、探偵とライダーという設定をうまく生かした珠玉の一本です。
ハーフボイルドでも自分の信念は曲げない翔太郎は子供の憧れです。
個々のエピソードの裏でメインストーリーも進行していく
★★★★★
第9〜12話が収録されています。
9・10話は、仮面ライダー史上、最もよい扱いを受けているヒロイン亜樹子の活躍編です。
仮面ライダーシリーズのヒロインは代々扱いが微妙で、いてもいなくてもストーリーに大した影響のないキャラクターであったり、重要キャラかなと思いきやあっさり途中退場したりという場合がとても多かったです。
しかし彼女に関しては、主人公を労わったり諌めたりという従来の仮面ライダーシリーズのヒロインの役割に加えて、これまでは大抵男優が演じていたおどけ役までも担っています。
この破格の扱いは、「人造人間キカイダー」における名脇役ハンペンにも匹敵するでしょう(←古い作品なので知っている方は少ないでしょうが……)。
彼女自身のキャラクターを厭う方も少なくないでしょうが「W」という作品に欠かせない重要人物として扱われていることは間違いありません。
11・12話は、ミステリの醍醐味である「犯人は誰か?」という謎解き要素、および、ヒーローものの抱える命題「嫌な奴でも助けるのか?」を取り込んだ作品で、探偵ライダーという設定を活かした見ごたえのあるエピソードになっています。後者の命題についての描写は年少の視聴者には納得しにくい面もあるでしょう。その点は「ハードボイルドを目指すハーフボイルド」の翔太郎の最後のパンチに繋がっています。
活かされていく設定
★★★☆☆
収録エピソードの内容、展開についてはすでに他の方が紹介されて
いますので、別視点からレビューします。
平成ライダーは設定が緻密でそれだけで楽しめる物も数多いのです
が、作中ではほぼ投げっぱなしで触れられない、しかも設定無視が
多々あるというのが常でした。しかし、ダブルではその悪癖を改善
し、出来得る限り設定を活かすよう心がけています。
この3巻は、特にそれが感じられるエピソードが数多いです。
まず明らかになった基本3フォーム以外のマキシマムドライブ。
確かに基本3フォーム以外はマキシマム不可との情報は皆無ですので、
あってもおかしくない。実際に披露したうえに、ある意味キック以上
の衝撃に度肝を抜かれました。
そして、設定としては当初よりあったガジェットと武器の連動。
正直玩具のみの設定かと思っていましたが、きちんと使われていて
説得力もある。
設定ではこうなんだから、あれを使えば勝てるのに……とか、あれ、
これは無理なんじゃ……ということがない秀逸な作りの作品です。
中身は分厚い
★★★★★
このDVDだけではわからないですが、通して見ていくとあの伏線は…いやあんなことが伏線だったのか!!
さらに予想を王道で行くのか、裏切るのか…
うすっぺらい人にはわからない厚みがまんさいです
主題歌のWBXにも意味があったなんてね
ライダー最高
★★★☆☆
私は、仮面ライダー電王が好きでそのあとのは見てなかったけど、Wは途中から見たけど、なんかはまってしまい見れる時は、欠かさず見てます。