1996年、JAMIROQUAIの3rdアルバムです。

　Stevie Wonder etcの70's R&B, Funk、
Herbie Hancockを思わせるような70's Fusion etcの影響を包み隠さないところは、
1st, 2nd同様、相変わらずなのですが、クオリティーが、とにかく高いです。
　また、今回は、かなりバラエティ豊かなのが特長で、「探究心」「実験性」を強く感じさせます。

　大ヒットした超名曲、tr. 1
　スリリングなストリングスをバックに軽快にドライブする、tr. 2
　フェラーリのエンジン音で始まり、爆走するファンクチューン、tr. 10
　m-BEATとのジョイントで作られたドラムンベース・ソング、tr. 13
。。。と、聴き所、満載です。
（tr. 1&2を知らない人は、是非、YoutubeでPV見てください！）

　他にも、JAMIRO流レゲエ、ブラジリアン・リズム、ディジリドゥが登場するインスト曲、
ワウ・カッティング、暴れるベース、Jazzyなアレンジ、メロウな70's R&B風バラードまで。。。やりたい放題！　暴れまくってます！

　「JAMIROファン」「90'sファン」は、マストCD。
　「JAMIRO初心者」にも、オススメです。（1stから、順番に聴くのがイチオシです）

　強力に、「当時へフラッシュバック」させてくれる盤です。
　「昔、よく聴いたな〜♪」なんて人は、久々に聴いてみては、いかがでしょうか？
（中古盤・激安です。。。が、決して「使い捨て音楽」ではありません）

（参考）
　Hidden Tr「Funktion」が収録されています。（8分超）
　なお、ボーナストラック「Do You Know Were You're Coming From (featuring m-BEAT)」は、
日本盤、US盤についてます。（UK盤、EU盤 etcについては分かりません）

１曲目から日本のオリコンチャート上でもメガヒットした曲で始まり、
いやがおうにも盛りあがれます。
でもこのアルバムはそれだけではなくオーストラリア原住民の楽器ディジリドゥが実に効果的に使用された曲が入っています。それがオリジナリティの確立に貢献していると思います。

気持ちよく快適に聞ける1枚。
ドライブしながら聴くと爽快な気分になる。
ジャミロクワイの代表的なCDの1枚といえるだろう。
オススメです！

何度でもリピートして聴けるアルバム。BGMにとってもいいです。
jamiroquaiのアルバムの中で一番好きですね。
１ｓｔに感じた「歌メロディの中途半端さ」が払拭されてJKがすごく自由に歌ってます。
1. Virtual Insanity や6. High Times のグルーヴィーな感じこそjamiroquaiの真骨頂だと思います。
アレンジのセンスが秀逸です。

ダンス←→技術というジャミロクワイの図式の中で、これは最もその試みが成功した作品かも知れません。
楽曲としての（ジャジーなファンクとしての）の良さ、演奏の素晴らしさと、ダンス音楽としての魅力が見事にフィードバックするこのような作品は、
フュージョンなどでは滅多に味わうことの出来ないものです。そこにジャミロクワイ＝ＪＫの方法論としての卓越したセンスを感じることが出来ます。
曲は全曲佳曲のスペーシーなアシッドジャズ。その中でも、やっぱりVirtual insanityが無茶苦茶カッコいい。