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ファンク・オデッセイ

価格: ¥2,520
カテゴリ: CD
ブランド: エピックレコードジャパン
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   1993年に「ホエン・ユー・ゴナ・ラーン」「トゥー・ヤング・トゥ・ダイ」でデビューし、ファンク、ダンス、ポップを融合した独自のサウンドで人気を集めるジャミロクワイの、通算5作目となるアルバム。
   本作からはすでに、フィルター系ディスコビートで軽快に歌うファーストシングル<2>が話題となっているが、テンポのいいギターカッティングにアップビートがマッチした<1>、ボサノヴァみたいに優しいラウンジミュージック風の<10>など、ダンスナンバーから、おしゃれなサウンドまで、中心人物、ジェイ・ケイのセンスの良さが凝縮されている。(速藤年正)
2001 ★★★★★
音楽シーンを一夜で塗り替えてしまうような革新的なサウンドを狙わず、親しみやすいヒット作を生み続けているところ。また、ジャズ・ファンクやソウル、ハウス、ディスコ、ブラジル音楽などの要素を時代の空気感を読みながら、うまく自分の中で昇華していく器用さ。ジャミロクワイは、まるでイチローのように常に期待を裏切らず、しなやかに走り続けてきた。結成10周年を迎えた、5作目となる、このアルバムでも、やはりハイ・クオリティに仕上がっていて、高打率をキープしている。
宇宙をイメージさせるサウンド・エフェクトで始まるハウス・チューン1、ブラコン・テイストのシングル2、西部劇のサントラのようなイントロからボサノバへと移り変わる4、ダフト・パンクを意識したかのような5、お得意の70'sソウル風7とジャズ・ファンク11など、音楽の情報量はハンパじゃない。ルーツとなる音楽から最新モードのサウンドまで。タイトルどおり、"ファンクの旅"とも受け取れるし、ジャミロクワイが歩んできた音楽旅行の記録としても聴くことができる。10年という節目にふさわしい集大成的なアルバムといえそうだ。
また、音の一つひとつが散らかることなくコンパクトに、しかも広がりも持たせているところもさすが。どこを切ってもジャミロクワイだし、それ以外には聴こえてはこない。しかし、そんな安心して聴けるソツのない作品が続くと、一歩道を外れたかのような意外性に富んだ、冒険的なものも聴いてみたくなってしまうところ。というのは贅沢すぎる言い分だろうか。
エンターテイメント ★★★★☆
目で耳で楽しませてくれる。ジェイ・ケイ氏。踊りといいファッション素敵すぎる。矛盾を通り過ぎるぐらい疾走感ある車に乗り環境について熱く歌っていたジェイ・ケイ素敵すぎる。車は大人のおもちゃだよな。そう。はみ出してから出る音ってあるもんね。
これぞミクスチャーファンク! ★★★★☆
POP(JAZZ)FUNKが好きな人には純粋に好きだと思える一枚ではないでしょうか。Jamiroquaiはやっぱりリズム(特にベース)がいいと毎回思うんですが、このアルバムはその名の通り、今までにくらべるとFUNK色を強く出しているため、特にリズムやビート感がいいです。中でもLOVE FOOLOSOPHYはギターのかる〜いリフにリズミカルなベース、一見王道な感じのFUNKなのに天才的なアレンジ力で「これぞ現代のFUNK!」という感じに仕上げてます。ただ、タイトルにFUNKが入ってるわりにはそこまで全体を通してFUNKYなアルバムではないですね…(まぁJamiroquaiは毎回実験的な曲をアルバムに入れるのですが…)なので、FUNK好きな方はタイトル買いしちゃうとちょっとガッカリするかもしれません。ただ、自分はとにかくLOVE FOOLOSOPHYを聴いたときの衝撃がすさまじかったのでこの一曲のみでこのアルバムは好評価です。ドライブしたいときなどに聴くといいかもですよ
ちょっと失速したか…? ★★★★☆
このアルバムのキラーチューン『LITTLE L』の策略にみごとにハマってやっぱり今作も買っちゃったんですよね(笑)
だってお店で流れてた『LITTLE L』のPVカッコ良かったんだもん!!
『CORNER OF THE EARTH』や『PICTURE OF MY LIFE』等の好きな曲もあるんですけど、なんだろう、アルバム全体を通して聴くとちょっとしっくりこない部分が…
打ち込みっぽいドラムの音やコンピュータを多用したデジタルな音のせいで、今まですごく好きだったヘヴィなグルーヴ感というのが希薄に感じられてしまって。。。
こういうミックスの曲って(『LITTLE L』も含めて)アルバムに1,2曲お遊びで入ってたら面白いけど、ちょっとやりすぎな感が残ってます。

『JAMIROQUAI』というバンドでなく、ジェイ・ケイのソロアルバムならそれもいいのかもしれませんが。

枯渇・・? ★★☆☆☆
 イギリスのハウス寄りアシッド・ファンク・バンド(という形容で妥当でしょうか?)ジャミロクワイの5作目。ジャズの書法を巧みにとり入れたリーダー(白人)のクールな作編曲と,バックの黒人衆が生み出すブラックなファンク・ノリとが絶妙に噛み合ったところがこのグループの持ち味です。以前からモータウン臭が強いとは思っていましたが,今回は明らかに意図的に黒人ファンク臭が強くなり,「うんにょこうんにょこペペッペッ」と入るリズム・ギターのオブリガードや,大仰なホーンの挿入なんか,アース・ウィンド&ファイアーそのもの(笑)。こういう昔帰りは最近の若人のトレンドらしいです。それを温故知新ととるか,単なる二番煎じと取るかで評価は分かれるでしょう。手抜きはますます多くなり,??ャジーなコード進行を使いはするものの肝心の手の内が少ないので,早晩飽きてしまうでしょうが,万事打ち込みでメロディ皆無なラップ/ヒップ流行の昨今,貴重な存在であることは変わりありません。