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Giselle [DVD] [Import]

価格: ¥3,557
カテゴリ: DVD
ブランド: Opus Arte
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ライト版の良さ ★★★★★
主役の二人やソリストたちの良さは、言うことありません!今を生きるロイヤルのダンサーたち。本当に素晴らしいです。
演出はピーター・ライトですが、物語や人物像がはっきり表現されていると思います。

1幕では、バチルド姫のワガママさが伝わってきて「あぁこれじゃアルブレヒトも嫌になるだろう」と同情してしまうほど。ヒラリオンのジゼルを思うがあまりの行動や、その他の人物の細部にいたる演出が、あの悲劇を呼んでしまったのかと素直に入り込めました。

2幕では、ミルタを演じるマリアネラはとても怖いです。(もちろんいい意味で)
美人で抜群のテクニックを持った彼女だからこそ、あそこまで怖さがでるのかなぁと思います。
ヒラリオンを殺すシーンはカメラがヒラリオンの背中を移しウィリたちが迫ってくるように撮っていてかなり迫力があります。

コジョカルのジゼルは全体的にピチピチ元気な感じですが、演技など見るといい役者だなぁと思います。
コボーのアルブレヒトに関しては個人的に彼のファンなので・・・何も言うことありません。


ライト版ジゼルの良さがわかる一本だと思います。

光る☆主役の二人 ★★★★☆
コジョカルのジゼルは素晴らしいという前評判を聞いていたので楽しみにしていました。
1幕のコジョカルはジゼルそのもので、かわいくて、初々しくこの役はコジョカルのためにあるのではと思えるほどでした。踊りも本当に軽快にステップを踏み、可憐で恋してる乙女の嬉しさに溢れていました。
またコボーのアルブレヒトも、婚約者がいるものの、ついジゼルに恋してしまい、本気になってしまったという感じで、決して遊びでない真剣な感じがしました。
コボーの踊りもまた素晴らしいかったです。特に足裁きがとても綺麗で軽快で・・
また、演技も嫌味がなく素晴らしかった。

ピーターライト版のジゼルははじめてでしたが、今まで知っていたジゼルよりストーリーがわかりやすくよかったと思います。

1幕が素晴らしかっただけに2幕もとかなり期待してみたのですが、正直がっかしました。
ヌニェスのミルタは、メイクや表情で怖さを表現しているものの、踊りからは迫力や威圧感は全く感じられませんでしたし、ウィリーの群舞からもジゼルの見せ場であろう静謐な情感を感じることが全くできませんでした。
まず、音楽の演奏が早いと思います。もっとゆったり静かな演奏であればとそこも残念です。
特に打楽器の音が大きすぎ、高音部も雑な感じがしました。
そのせいか、静かに情感をこめて踊られるはずのウィリーの群舞が、なぜか元気いっぱいな粗い踊りにしか感じられず、残念です。よって☆一つ減らしました。

ヒラリオンが殺されるシーンは、とてもよかったです。
ウィリーの怖さが真に迫っていました。

ジゼルとアルブレヒトのパ・ド・ドゥは・・
コジョカルのラインの美しさ、踊りのテクニックは申し分ありません。本当に美しいです。
グランドスゴンドから、あの華奢なかわいいコジョカルからは想像できないくらい凛とした力強さがあり、そこから生み出されたアダージョはパの区切りを感じさせない流れのあるものでした。
コボーのリフトも安定感があり、二人のパートナーシップのよさが伺えます。
アルブレヒトのバリエーションも素晴らしい。
コジョカルのウィリーは、アルブレヒトを愛したまま死んでしまったので、まだ自分の死を受け入れてなくて生きたジゼルのままアルブレヒトを守ろうとしているかのように見えました。生の人間のようで、精霊ではないのです。そこには、アルブレヒトへの愛情溢れ、ミルタへ彼の命乞いをする生身のジゼルがいるのです。

2幕に関しては、もう少し年齢を重ねたコジョカルのジゼル、また精霊そのものとして踊る違った解釈のコジョカルのジゼルも見てみたい気がしました。

最後のお墓の前で倒れてアルブレヒトが気がつくシーンの演出はとても気に入りました。
素晴らしい! ★★★★★
ジゼルで初めて感動しました。ザハロワのもフェリのも、もちろん素晴らしいのですが、ジゼルの可憐さ、ウィリになってからもアルブレヒトを愛する純粋さは、コジョカルのジゼルが一番似合っていると思います。
また、コボーのアルブレヒトが、素晴らしい。この人は、本当にジゼルを愛していたのだなぁと、感じます。
今まで、ジゼルを観ても、「きっとアルブレヒトは、ジゼルへの懺悔が終わり、命が助かった後は、現実の生活に戻って、姫とうまくやっていくのだわ〜」という気にさせられていたのですが、この作品では、初めて、「アルブレヒトはこれからもジゼルを愛し続けて生きていくのだなぁ」と、素直に感じられました。
初めて、ジゼルが、愛の物語だと納得できた作品です♪
最高! ★★★★★
コジョカルのジゼル、ということで予約開始時からとても楽しみにしていました。
ロイヤルの衣装や振り付けや曲の順番は一般的なものとはやや違いますが、これはこれでとても面白かったです。
第1幕は如何にも農村、てかんじでコジョカルもかわいらしい村娘になりきっていました。
ちょっとした仕草もかわいらしかったです。
第二幕は特にすばらしかった!ヌニェスのミルタはとにかく美しく今までに見たミルタのなかでもっとも目に迫力がありました。(ロイヤルのメイクのせい?アイシャドーがシルバーでこわかった)
そしてコールドも圧巻でした!ヒラリオンを追いつめるときに鳥肌がたったほどです。
そして最もすばらしかったのはやはりコジョカル。アラベスクをするときにぴたっととまり、本当に空気に浮かんでいるような印象を受けましたし、ジャンプもとても軽かったです。さすが「20世紀最高のジゼル」と言われるだけのことはあります。

買って絶対に損しません。
ヌュエスのミルタは??? ★★★☆☆
彼女はミルタにあっていません。生々しく、元気すぎます。
1幕の舞台美術と衣装はすばらしいです。さすがロイヤル!
2幕のウイリーたちの衣装はちょっと変わっていて、私はなじめません。
光る艶はウイリーには不要でしょう。
ジゼルも、音楽と合わないコジョカルさんでないほうがよかったなあ。
ロイヤルには今ジゼルダンサーはいないのかしら・・・
自分の好みのジゼルではなかったです。