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陰陽師 [DVD]

価格: ¥6,300
カテゴリ: DVD
ブランド: 東宝
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   時は西暦794年、平安時代に突入したばかりの京の都。怨霊に取り憑かれた上官を救うべく、源博雅(伊藤英明)は陰陽師の阿倍晴明(野村萬斎)の元を訪れ、そこで運命的出会いを果たす。やがて、生まれたばかりの帝の子・敦平親王の身体に異変が起きるのだが…。
   夢枕漠の人気小説を映画化したヒット作。滝田洋二郎監督は、職人的手腕を発揮しながらこの伝奇エンタテインメントに取り組んでいるが、原作者じきじきの熱い指名によって映画初主演を遂げた若手実力派狂言師・野村萬斎の気品と貫禄みなぎる名演が、この作品の最大の魅力といっても過言ではないほどの圧倒的力をみせつける。悪役・道尊を熱演する真田広之との対決シーンの迫力も、このふたりの演技力あればこそだろう。(的田也寸志)
なんだか、戦隊モノの映画みたい… ★★★☆☆
平安時代の生活の描写がけっこう多いです。とくに前半は。
自分は歴史が好きなのでいいですが、あまり歴史に興味がない人だと、
帝の暮らしとか、言葉とか、早良親王の祟りの事とか、
そういう時代背景からくる設定にハマれないかもしれません。
それでも良い雰囲気は出てるなあと思っていたら、その後は安っぽいCGの連発でした。
そしてどんどんと話がぶっ飛んでいき、まるで戦隊モノの映画みたいに…

世界をこの手に入れようとする悪者(真田広之)を、
ヒーロー達(野村萬斎と伊藤英明)が倒す。
陰陽師同士の戦いという設定は良かったのに、
もう少しこの派手なCG、そして現代風の特撮映画みたいな戦い方、
これらをなんとかできなかったんでしょうか…

見て損だった映画かと思えば、そこまでは思わない映画だったので星は中間の3つ。
理由は序盤の雰囲気の良さと、主人公の二人がとてもカッコ良かったから。
野村萬斎も真田広之も、どちらも良かった。
ただカッコ良いと言っても単に外見であって、話の展開はけっこう無茶苦茶です…
もう少し大人らしい展開・見せ方がよかった。
男が惚れる男、野村萬斎の魅力全開! ★★★★☆
これは公開当時、何気なしに映画館でみた作品です。
ところが、劇場を後にするときには、すっかり野村萬斎の魅力に取り付かれていました。

私は男ですが、彼に心底惚れました(笑)
それくらい、彼がカッコいい。
いや、カッコいい、という言葉ではない、日本人特有の立ち振る舞いの美しさがたまらない。
一時たりとも、画面に映っているときの姿勢、仕草、話し方が美しい。
何より、狂言師としての彼の資質があったからこそなりえた映画ですね。

物語は夢枕獏氏の原作からいくつかのエピソードをまとめていますが、
それをさておいても萬斎氏。
JAC出身の真田広之にも劣っていない。

それに比べて脇役陣のなんと演技のショボイことか。
伊藤英明なんて、学芸会レベルですよ。

とまぁ、不満もないわけではないですが、野村萬斎氏の魅力だけで、この映画は星4つです。
真田広之の独壇場 ★★★☆☆
 真田広之の演技が圧巻であった。
主役の野村萬斎はかんぜんに位負け。
存在感で真田広之と互する実力のある役者を主役に迎えて
いたら、名作になっていたんだろうなこの作品。

 Lを演じた松山ケンイチとかね。

 それにしても、博雅。
清明とセットで京の守り役という設定になっている割りに、
影薄いなあ(^^;
平安の闇と光 ★★★★★
平安京を舞台にしたサイキックアクション映画。
そればかりか平安浪漫映画としては日本映画史上最高の作品でしょう。
平安京が作られたきっかけの男の早良親王、権力闘争に敗れた藤原元方の
史実の人物もからめて優雅な京に巣食う怨念と欲。
人々の負の感情を利用して天下に騒乱を起こす道尊。
負の怨念に陥った想い人を必死で救おうとする博雅。
そして世捨て人であった晴明は友人となった博雅の為に世界の命運をかけて戦います。
闇に戦えるのは純粋な愛と友情なり!!

それにしてもこの映画は役者さんの名演技が光ります。
野村萬斎氏の狂言で培われた台詞回しと仕草、ラストの戦闘シーンのアクションの見事さ。
なによりも自由闊達な中に見え隠れする高潔さ。
道尊=真田広之の生臭い野望の演技との対比が見事。
時代劇映画としても要点は抑えてありますので万人が楽しめる映画だと思います。
『純和風ファンタジー映画』 ★★★★★
映画を見る前まで、野村萬斎さんは「誰?その人」だった私ですが、この映画ですっかりファンになってしまいました。
陰陽師というのも、実はよく分かりませんでした。(九字は知ってましたが)
しかし『陰陽師』が映画化されるということで、原作や漫画が店頭に並ぶようになり、とりあえずは漫画から、と、手に取ったくらいです。

映画そのものはかなりツボでした。(大興奮!)

そして今見返してみると、当時は気が付かなかった台詞回しや演出が分かるようになり、改めて「ここはこういう意味があったんだ」と見ています。
一つの映画なのに4つも5つも事件が起こり、かつ、それが一つに繋がるという手法はとても面白いです。

私の一番のお気に入りはクライマックスの清明vs道尊の殺陣ですが、
清明がただ一度だけ泣くシーンも気に入っています。(2にも泣くシーンはなかったので)

あの 「お前だけは失いたくないのだ!」 という台詞が、
それまでの清明の人間関係を凝縮し、どのようなものだったのかを連想させてくれるからです。