竹宮恵子の伝説的ともいえる同名名作コミックを原作に繰り広げられる、壮大なSFジュヴナイルTVアニメーションのDVD第8弾最終巻。Section22 「暮れる命」キース(子安武人)は木星上空のミュウ収容所コルディッツの囚人たちを盾にジョミー(斎賀みつき)たちの戦意を押さえ込もうと画策。一方、復讐心に燃えるトォニイ(杉山紀彰)は単独でキース暗殺の実行に移るが……。劇場アニメ版では削除されていたジョナ・マツカ(高城元気)の最期がここで描かれる。Section23 「地球へ」ついにミュウは地球へ降り立ち、人類との最終会談が実現。そしてジョミーはグランドマザー(折笠愛)との直接対話へ。その顛末と、ミュウと人類の未来は最終回のSection24「地球の緑の丘」にて示唆されていく。全体的に、原作にオリジナル要素を巧みにまぶしつつも、さほど違和感を持たせずにTVアニメ独自の、21世紀の『地球へ…』を提示したところは大いに評価したい。もっとも、原作リアルタイム世代の一意見として、ナスカ崩壊後のジョミーは原作どおり失明失語失聴でやってもらいたかったところだが、原作とも劇場用版とも異なる最終回の展開は妙味であった。音楽は劇場版の名匠・佐藤勝の域には達してないものの健闘……などなど、新旧の世代で議論が成り立つ作品になったことも嬉しい。(増當竜也)
JET BOY・・・。
★★★★★
オープニングテーマとなっている「JET BOY JET GIRL」に理屈じゃない君の事が好きだよ、ただそれだけで強くなれるんだという歌詞がトォニィがジョミーや父母、アルテラに対しての想いに聞こえて胸が痛いです。
八巻は集大成であり、その未来が少し特典としてあります。
漫画や映画版も観ましたがどれも別々にいい作品です。
感動の結末ではありますが
★★★☆☆
昨今のTV連載アニメーションというのは、一般にこのような作り方をしているのでしょうか。
この作品は、他のカスタマーの方々がコメントされているように、「原作良し、デザイン良し、音楽良し、声優良し」の価値あるものであることは確かです。
しかし、毎回異なるスタッフの組み合わせによる製作のためか、各回を通じて作画とストーリーの一貫性を欠いているのが非常に気になりました。
このDVD集は、各製作ユニット毎のコンピレーションであると感じられるほどです。
そういう観点からすると、この第8巻はシリーズの最下位になってしまいますね。
エピローグの伏線となるエピソードがもともと不足しているため、感動の結末も取って付けたような感じですし、一部のキャラクターの絵柄が素人目にも非常に雑な印象を受けるからです。
期待せずに見ることがいい
★★☆☆☆
テレビアニメ版の最終話後の追加映像には期待しないほうがいい。
17話までブルー延命の意味は別にない。
主人公でも無い彼を強調した為、違和感が出た。
この作品はジョミーとキースを強く出ての作品と思える。
それが全体に無かった事が矛盾に感じた。
2クールじゃ駄目だった
★★★★☆
テレビアニメ終了後に全部見たタイプなんですが……
思わず原作を買いに走るくらいに面白かった。
原作とはまた違うアプローチの仕方、キャラクターの性格、
行動の一つ一つに込められた感情の表現の仕方がよかった。
映画のほうは知らないのですが、原作と比べても遜色ないのでは?
声優陣もどんぴしゃり。難しかったらしいですが。
ただし残念なのはあまりにも2クールでは足りないストーリーなのに
詰め込みすぎてしまったこと。
原作者ですら「説明するなら20巻要る」というくらいなので
絶対的に言葉のたりないアニメならもうちょっと必要じゃない……!
(ゴシップレベルですが、これは4クールを無理に2クールにしたとか。
土6の不評を受け、急遽『地球へ』をいれたそうです。なんと哀しい!)
正直、レティシアのところに時間を割くよりは
ジョミー・キースのシーンで補足をもうちょっと入れてもらいたかった。
新しい視聴者はついていけないので。
ということで星ひとつ減らしました。
面白さに変わりはありませんが^^
これで最終巻なんですね
★★★★★
これで最終巻なんですね。テレビアニメでは最後トォニィがソルジャーになって終わってしまい、その後がすごく気になってました。だからちょっとでもストーリー追加は嬉しいです!と言うことで☆5つです。絵も綺麗だし声優さんもピッタリだと思ってます。