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tactics 第5巻【初回限定版】 [DVD]

価格: ¥6,615
カテゴリ: DVD
ブランド: アミューズソフトエンタテインメント
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サイドストーリー中心! ★★★★★
5巻の全体的な印象はサイドストーリー・番外編的印象が強いです。
いつも勘太郎と春華の、人間と妖怪の微妙な主従関係の方が中心だと思うのですが…今回はそんな二人の周りの個性的なキャラクター達が主役です!
第14話「本を愛した女」
このお話の主役はレイコさんです。原作ではあまり活躍しない彼女がこんなにも登場できるのもアニメならではです。 
本がとことん大好きなレイコさんとそんな彼女を見守る妖怪さんとの心温まるお話です。 珍しくあったかいほんわかストーリーでいいです。
 ここでは決して相容れる事のない「妖怪と人間」の関係について、しっかりと描かれていてしっかりと「tactics」の中の大切な一話になっていて良かったです。

第15話「暮れゆく夏の蝉時雨」
私は個人的にこのアニメ(話)大大大大大・大好きです!!!!!
 これこそ「tactics」の妖しげで、不可思議、美麗で醜い…そんな魅力がいっぱい詰まっています。
ここではアニメ・オリジナルキャラのすずちゃんが主役で、夏のちょっと怖くて、不可思議な世界が展開していきます。
このお話に関しては好きな人と嫌いな人と別れそうな気がします。
 ここではお話よりも映像美が注目です。本当にこのアニメの美術はすばらしいです。
このお話のポイントは「蝉」です。OPで出ていたのはこれだったんです~きっと。

第16話「嗚呼、夫婦哀歌」
待ってました!!遂にむーちゃんとスギノ様のお話です!!!!
 殺された人間の妖怪・狂骨退治に手間取る勘太郎…、そして相変らずそんな勘太郎にべったりのむーちゃん。
嫉妬したスギノ様は勘太郎に男と男の勝負をしろというのだが、むーちゃんに止められて…誤解してしまったスギノ様はいじけてしまいます。
 さらに、そんな時に狂骨とひょんな事から接触してしまったスギノ様は荒魂に取り憑かれてしまい……。

最終的には原作の番外編っぽいノリが組まれていますが…最後まで、スギノ様が何で人間嫌いなのかの「具体的」なお話は語られていないのが残念です。
原作では⇒自分もかつて人間だったから人間を嫌悪。
または、アニメでは「人間にハメラレタ~」発言は…(原作4巻番外編より)まだ神様となる前、「あらくれ天狗」として悪さをしていたスギノ様を懲らしめようと村の人間の罠で…いつも食う供え物の饅頭に天狗の最も嫌う「鯖」が混入されていて苦しんだそうな…、そんな彼を救ったのがむーちゃん!!!
…これを何故アニメではカットされたのか。…「鯖」でしょうか?(笑)

第17話「英国式美少女」
金髪美少女・ロザリーとエドワーズさん遂に登場!!!
ここからまた本編の重要なお話に戻っています。
 協会で起こった怪事件の調査をレイコさんから何時ものように頼まれた勘太郎だったが…勘太郎はやる気まったくなし。
理由は「ライバル・(しかも年下の)蓮見が政府から文化使節(こんな漢字?)を任じられイギリスに行っていたという事実」
しかも推薦したのは沼田先生……。
すっかりいじけた勘太郎は朝から酒を飲んで愚痴をこぼす。
 それでも現場に訪れればそこは仕事人、怪しげな神父・エドワーズ氏…妖怪の気配に満ちた教会。不思議な雰囲気を持つロザリーとの出会いとくれば、すっかりシリアスに入っていきます。
 ここでは何といっても蓮見とロザリーの「親子愛」が一番の見所だと思います!!養子だってなんのその…。この二人はいいです。
※ひとつ問題定義をするなら…エドワーズさんが「袴マニア(略してハカマニア)じゃないのがショックでした。アニメだからと思いますが、勘太郎の袴にすがらないエドワーズさんなんて(泣)
 そして勘太郎の神父姿までカットですか…↓そこだけ残念です。