95年公開の10年ぶり5作目の『ルパン三世』劇場用作品。今回のルパンの獲物は、5000万ドルの価値があるといわれる失われたノストラダムスの予言書。それが保管されているのは、ダグラス財団が保有する地上1000メートルの超高層ハイテクビルの最上階。
予言書を保有していると主張するノストラダムス教団も、それを奪うためダグラス家の一人娘ジュリアを誘拐し、恐喝に出る。だが、ダグラスはそれを逆手にとって大衆の支持を集め、大統領選に望もうと企てる。
久しぶりの劇場版ということもあって、作画レベルの高さはもちろん、ダグラスビルのギミックなど細部に大変凝ったものとなっている。なお、本作品製作中に長年ルパンを演じてきた山田康雄が他界したため、今回から栗田貫一が代打に立って、なかなかの健闘ぶりをみせている。(田中 元)
山田康雄さんのファンより
★★★☆☆
ルパン三世の山田康雄さんの声は不滅だと思っていましたが、このシリーズは栗田さんのデビュー作となり・・・違和感を感じた作品となりました。また、この作品は、五右衛門の人柄が好きなった作品の一つです。声が違うの今までのルパン三世の作品と違う味が出ていると思います。山田さんの声が聞けないのは残念ですが、今では栗田さんも自分のモノにしていると思うので頑張ってほしいです。これからもルパン三世のファンでいます。
山田ルパンの正当な後継者ではあるが・・・・
★★★★☆
数あるルパンの作品でも指折りの名作だと思います。カリオストロや複製人間と比べると質は落ちるかもしれませんが、見て損はありません。残念なことに、この作品の収録前に山田氏が病魔に倒れてしまいそのまま帰らぬ方になっていしまいました。山田氏の名調子が聞けないのは本当に残念です。山田氏の後を受けた栗田氏は山田氏の名調子を意識してやっていますが
いかんせん本職ではないので、カツゼツがあまりにも悪く何言っているの分からない場面が多々出てきます。それさえなければ、名作です。
久々の劇場公開も期待はずれに終わった・・・・。無念・・・・・。
★★☆☆☆
確か、公開当時は久しぶりの劇場用ルパンということもあって非常に期待がされた作品だったと思った。
ルパン役の山田康雄さんが亡くなられて、後任としてクリカンが大役に就いた初作品でもあったよね。
時代は折りしも「世紀末」ということで題材にされたのはノストラダムス・・・なんだけれど、肝心の預言書自体には大した意味があるわけでもなく、その予言の内容によって世界が変革される・・・ってわけでは全然なく、単なる「金を得るための代償」と化している・・・っていう点がバツ。
ゲストの女の子と漁師の男の子。どちらもキャラとしての魅力に欠けてる。
特に男の子のほうの声優は素人丸出しの酷さ。
ノストラダムス教団は結局のところ、何をやりたかったのかが意味不明。
最終的には預言書は落書きされてゴミ箱って・・・・、そりゃ現代的な視点で見れば「大災厄」も起こらなかったから、価値の無いものなのかもしれないけれどさあ・・・当時はそうではないでしょ。
「そういう扱い方」はいくらなんでもあんまりだと思います。
しかも結局のところルパンは「骨折り損のくたびれ儲け」だしね。
作中で出てくる「ルパンロリコン説」は・・カリオストロもあることだし、決して間違いとは言えない。
ドンドン質が落ちている
★☆☆☆☆
どうして主役の声が代わっただけなのに、作風自体がこうも変わってしまうのか理解できない。原作者は同じはずなのに、山田さん亡き後のルパンはまるで見る気がしない。ここまで悪くなるとは思っていなかった。これは別に新ルパンの栗田さんのせいではない。彼は最初ぎこちなかったが、「DEAD OR ALIVE」では全く違和感なくルパン役を演じきっていた。これを見て私は安心したものだが、いかんせん、作品自体はドンドン悪くなっている。唯一「DEAD OR ALIVE」だけは良く出来ていると思うが、これ以外はまるで駄作の失敗作。「どこか一つでも救いようが有るかな…」と期待して最後まで見てみるのだが結局期待を裏切ってくれた。山田さんが亡くなられただけなのに、どうして作品自体がこうもつまらないモノになってしまったのか全く理解できない。
95年の代表作!!
★★★★★
結構面白かったです!!特に後半のタワー脱出シーンは特に面白かったです!!
やはりブレスレットは最初から怪しかったですね・・・。ブラジルサッカー選手に着けてたことも納得がいきます。しかもサッカーボールに爆弾が入ってるところは何気に恐ろしかったですね。