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スリーピング・ドール

価格: ¥2,500
カテゴリ: 単行本
ブランド: 文藝春秋
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解決されない謎 ★★★★☆
ダンスの第一弾で、僕は楽しく読みました。相変わらずのディーヴァー節です。キネシクスの描写、僕は気になりません。どっちかというとライム物の、微細物件の解析のほうがちょっと疲れるような。
本筋とは全く関係ないですが、どなたも指摘してないので。冒頭で火事に巻き込まれ重傷を負ったフアンという警官は亡くなってしまうのですが、ラストで「死因は薬物のせいで、殺人だろう」と明かされます。これは何なのか?
(まさか主人公の母親が犯人ってことはないんでしょうが・・・)このエピソード、2作目への伏線かもしれませんが、すっきりしません。気になる・・。
本書自体はエンターテインメントとしては十分な読み応え。
新キャラ、登場 ★★★★★
著者の前作、リンカーン・ライム、アメリア・サックスシリーズ『ウォッチメーカー』に出てきた、尋問のプロであるキャサリン・ダンスを主人公にした作品。
リンカーン、アメリアもほんのちょっとだけ出てくるが、キャサリンの魅力たっぷりの新シリーズ(?)。
しかし、ジェフリー・ディーヴァーの作品て、どんでん返しが多い。この作品もそうだが、最後の最後まで読ませる。ただ、前作ではちょっとやりすぎかなって思ったけど、この作品では効果的だった。
シリーズ化されるといいな。
どんでん返しはそれほどではないが楽しめる作品 ★★★★☆
リンカーンライムシリーズのスピンオフ作品。一家四人を殺害したダニエル・ペルという人物が逃走し、彼を主人公が追い詰めていく一週間の出来事が描かれる。殺人犯が最初から判明しているため、犯人探しの楽しみはないが、女主人公のダンスが仲間の捜査官と共に犯人を捜す様子が、様々な登場人物の視点で描かれていて長いページを飽きさせないで読ませるところはさすがジェフリー・ディーバーである。
ただ、ライムシリーズの犯人と比べてしまうとこの作品の犯人のペルという人物は女とセックスが好きであるという点で、ワンランク格が落ちる印象を感じた。
この作者お得意のどんでん返しもあるのだが、過去の作品と比べてインパクトが薄いような気がした。
リンカーンライムシリーズと比べてしまうと内容的には劣るが、一般水準以上の作品であることは確かである。
期待が大きすぎたのか ★☆☆☆☆
ウォッチメーカーにゲスト扱いで出ていたキャサリンダンスが主人公ということで期待して読んだのですが・・・・。この作品、面白いですかねぇ。ウォッチメーカーの中での活躍の方が面白かったと思いますね。相手の心理を探り犯罪者を追うという設定なんでしょうが、心理サスペンスのような物を期待していたので、私には期待はずれでした。どんでん返しも、今読んでいるこのどんでん返しじゃなくて、もっと他にも二重三重の物が仕掛けられてるんだろうと期待して読んだせいか、今ひとつでした。今までディーバーの作品は、予想の付いたどんでん返しはなかったのですが、今回のこの作品はほぼ予想通りだったような気がします。しかし、星の少ない理由は、どんでん返しのガッカリによるよりも、いつものハラハラするようなサスペンス感に欠けていたことの方のガッカリが大きいですねぇ。キャサリンダンスも中途半端な気がします。自分で相手の心理を探り、自分で外に出て相手を追いかけられるせいなんですかね。普通の刑事物といった感じです。
ダンス=動けるライム? ★★★★☆
リンカーン・ライムシリーズのスピンオフで,カリフォルニア州捜査局の捜査官キャサンリン・ダンスがキネシクスで犯人を追いつめるという内容。
ライムが現場の些細な証拠から推理を組み立て,
ダンスは被疑者の些細な言動からアプローチする。
両者の違いは,ライムが介助なしでは動けず,
ダンスは現場で自ら調査できるところだ。

といううわけで,今回ダンスは精力的に動き回りカルトリーダー,ペルを追いつめていく。
ダンスは心理分析以外の現場の指揮官としても充分優秀に描かれ
オールマイティーすぎる気がした。
もっと尋問風景や心理戦を読みたかった。
さらに,マインドコントロールの達人ペルの細かい所作には気がつくのに
ケロッグに関して全く無防備なのは,都合がよすぎる気がした。

けれども,全体的には十分面白く,一晩で一気読みしてしまった。
買ってでも読みたい本である。