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ソウル・コレクター

価格: ¥2,500
カテゴリ: ハードカバー
ブランド: 文藝春秋
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人はコンピュータ・データ上の俺を信じる。誰も俺の言うことを信じてくれない。 ★★★★★


個人情報を探り操れる『全てを知る男』により、殺人が行われ、罪なき人を殺人犯に仕立て上げる。

汚名を着せられた従妹を、科学捜査官・リンカーン・ライムが助けるために殺人鬼に立ち向かう。

敵を追いつめつつも逆襲にあうリンカーン捜査チーム。
胸が苦しくなるドキドキのストーリー展開だ
じわじわと怖かった ★★★★★
最近、私のフルネームで出会い系サイトからメールが届くようになり非常に嫌な思いをしている時にこの本に出会いました。
個人情報の流失という問題をひしひしと感じ、大変怖い思いをしながら読みました。
こういうことが近い将来起きてくるかもしれないという現実感。。。
とっても面白かったです。
生きた覚えのない人生の残骸と犯したことのない罪と罰・・・ ★★★★☆
自分自身について、
自分以上にたくさんの人たちが知らぬ間に知っていて、
悪意をもった何者かによって自分の人生がのっとられていく・・・

あとに残されるのは、
自分が生きた覚えのない人生の残骸と、
犯したことのない罪と罰・・・

ジェフリー・ディーヴァーのリンカーン・ライム シリーズの最新作
「ソウルコレクター」・・・なんとも背筋がゾクっとなるような、
それでいて本当に何処かで起きていそうで怖いストーリーだった。

比較的無知なまま情報化社会に漂っているらしい自分としては、
個人情報とプライバシーに関わる諸々が、
ここまで深刻な問題を孕んでいるものなのだとちょっと実感。

原題は「The Broken Window」なんだけど、
ディーヴァー自身が日本向けにと候補に挙げたのだという
「ソウルコレクター」というタイトルも、
いつのまにかまるで魂を抜き取られるかのように
意に反して自身の個を失いながら現実が崩壊していくような
得体の知れない不安も助長していてこれもなかなかいいかもしれない。

安定感 ★★★★☆
 第四部でオーウェルの『一九八四年』がエピグラフに使われていて、あとがきでも触れられていたように、ディーヴァ―の『一九八四年』へのオマージュも感じられるようなリンカーン・ライム・シリーズ第8作目でした。

 本筋はアメリカ最先端のほとんど監視に近い個人情報を手に入れられる犯罪者vs.ライム一行といった趣でしたが、引き続きライム・ファミリーの一員として登場する“頭を強打され重傷を負った体験を引きずる”プラスキーの奮闘や、ライムといとこのアーサーの確執の謎、サックスが自分の妹かつ娘みたいに思っているパムが道ならぬ恋に突き進みそうになる話が並行して進展して事件にも絡んできてその辺りに魅力を感じました。

 次のシリーズ9作目では、ウォッチメイカーと再びあいまみえることになるのか? ということと共に、車にこだわりがあるサックス(ディーヴァ―)だけにトヨタを皮肉った表現が来るかにもちょっと注目……。
息を詰めて読むってことがなかった ★★☆☆☆
私がリンカーンライムシリーズに慣れてきたというわけではないと思うのだが、犯人の残虐性とか卑劣さとか巧妙さが弱くなってきてはいないだろうか。 リンカーンライムとアメリアサックスも順調に事が運びすぎて、恋愛に対するワクワクもなくなったしなぁ。 どんでん返しがないのが、ダメなのではない。スケールが小さすぎるのだ。データマイニングの情報会社の建物がいかにでかかろうが、私には小さな小部屋の連続のイメージしかないし、場面がそこから転換していかない。 途中から犯人が誰であろうとよくなってしまった。この会社の誰かに違いないのだから!と思うしかない状況。それはこの手の小説には致命的ではなかろうか。ライムにイギリスに行ってもらうとか、ウォッチメーカーがライムファミリーを少なくとも3人は殺害したり、拉致監禁したりしたら、とってもイヤだけどドキドキするだろうなぁ。次作に期待!