前巻の話の締まりのなさに嘆いた者です。でも今巻は2話ともなかなか面白く見れました。
『呪の殻』は呪いがかかるといういわく付きミイラ運搬という話自体はありきたりな感じですが
DSAメンバーに呪いがかかったり運搬中襲われたりと色々と展開がありながら
無駄なく、テンポも良くキッチリと25分内でまとめてくれて前巻のひどさに比べると全然マシでホッとしたのが正直な所です。
『幻の殻』は殺し屋に狙われた組長の囮役という王道ネタですけど
これも手堅くまとめてくれてなかなか良かったです。ただラストである事実が判明する見せ方がやや説明的なシーンになっていたり、
オチもなかなか良かったのですが絵の構図が単調な感じに見えて少し残念でした。
やっぱりMEZZOはキャラは出来ているので後は話よりテンポが出来てれば
結構、見れてしまいます。
でも全13話しかないのに中盤の話の低迷ぶりには泣けてきます。つくづく惜しいです。