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機動警察パトレイバー ON TELEVISION SERIES 2. [DVD]

価格: ¥31,290
カテゴリ: DVD
ブランド: 東北新社(バンダイ)
Amazon.co.jpで確認
   1988年にOVAとして始まり、ほぼ同時にゆうきまさみによる漫画版、押井守監督による劇場版とメディアを広げてきたロボットアニメシリーズのテレビ版を収録したBOXセット。近未来、汎用人型機械・レイバーが一般に使用されるようになったが、レイバーを利用した犯罪も相次ぎ、これを防ぐため警察もレイバーを導入。これが通称パトレイバーと呼ばれる。
   ビデオ版・劇場版共に本来の警察としての活動から逸脱した部分を主に扱っていたのに対し、TV版は極めて真っ当に警察官としてのパトレイバー小隊の活躍を描いており、それぞれが相互に補完することでパトレイバー世界の全貌が見えてくる。(田中 元)
人殺しのないロボットアニメ ★★★★★
ロボットアニメはガンダムか?
ガンダムと名のつくロボットアニメが蔓延する中、
パトレイバーは
「人殺しのないロボットアニメ」として
確固たる地位を築いています。

警察組織の中の現場の人間、官僚、
お役所仕事に地方公務員、
「踊る大捜査線」の本広監督が師匠と仰ぐ
押井監督の世界観が堪能できます。
両者を見比べてみるのもおもしろいでしょう。

レイバー(ロボット)の活躍だけにとどまらない内容は、
老若男女全てにオススメできます。
スタッフの新境地。 ★★★★☆
後半部分は原作でも登場する熊耳さんも登場し、特車2課の雰囲気がガラリと変わります。
スタッフの方も過去の作品から逸脱し、別路線の新たなパトレイバーを生み出していきました。
特にグリフォン編は話の核となり、作品全体を盛り上げてくれたと思います。
残念ながらグリフォン編はTVシリーズで完結しませんでしたが、これはNew OVAシリーズのお楽しみという事で。
個人的には「STORY38:地下迷宮物件」が非常にパトレイバーらしくて気に入っております。
本作品はパトレイバーが登場しなくても話が成立するところが非常に偉大であり、各キャラクターの個性の強さが作品を支えているのでしょうね。
この身近さは何だろう? ★★★★★
 テレビでオンエアされていた当時、私は幼稚園児でした。今でもまだ断片的にその当時の記憶が蘇ってきます。今、改めて見直してみると、「これは単なるロボットアニメではない」ということを強く感じます。登場人物の会話がとても自然で、自分の隣にでもいるような不思議な感覚になるのです。いわゆるヒーローロボット系にありがちなカッコいいセリフなどというモノはほとんどありません。皆フツーの会話をしているのです。そのため、作品の世界に入り込みやすい作品です。

 この作品で大好きなのは、46、47話(最終話)です。野明の迷いと、それが吹っ切れるところが、共感できます。さらに、最終話になっても次の日からはまた普通に物語が続くような気がしてしまうのが不思議です。

春の嵐 ★★★★★
 とても楽しいです、春の嵐が特に好きです。
 誰にでも一度は、転職を考える時があるとおもうのですが、その考えが深まると同時に、今居る組織や仲間を大切に思い、自分の出来る最善の仕事をしようと努力する進士さん、その思いはやがて壁を突き抜け、最高の仕事へと結実する、その過程がとてもおもしろかったです。

 特車2課を職業とする人達の職業意識というものが全編を通じて感じられるような気がして、その中で悩み、現実と折り合いをつけていく姿を見て、「首都を守る正義の味方よ頑張って」と、言いたくなってしまいます。 

 TVシリーズという限られた時間で、これは傑作だと思います。このストーリーを発展させて映画化して欲しいなあ、と思うようなストーリーばかりです