物語はいつものように始まりました・・・。

山水さんの瀬織津姫シリーズの中で、
こちらの本ほど大声で何度も笑ったのは初めてです。

全国の姫に関係する神社を参拝されながら、
ほんとうに様々な方達と出会いがあるのですが、
中にはこちらのキャパを超えている凄すぎる方達との出会いがあるのですね。（笑）

山水さんの本は全てノンフィクションなので、だからこそ読者もこの物語の中に]素直に入り、
自分でも驚くほど興奮するのかもしれません。

　また、全国の神社巡りのときに体験した不思議なエピソードや、疑問を感じる点なども
書かれているから、自分の住んでいる近郊の神社など、本を片手に行ってみるのも
これまた感動的な何倍にもおもしろい旅になることでしょう。
　
　実際に姫の本を読まれた読者の方々から、山水さんと同じ経験をしました。
という喜びの声が沢山寄せられていると書いてありました。（私もそうですが）

私たちは誰もがそう言った能力はあると思うのです。

もしかしたら、この本があなたの眠っている素敵なものを
目覚めさせてくれる一冊かもしれません。

ヤンズさんの書を読むとどの神様も今も生きているように思えてしまいます。
もちろん瀬織津姫様が一番。それほど文章に臨場感があるのでしょう。
とくに九州の旅が面白くてたまりません。
今回も（一番と思います）すごい写真の数々で驚いてしまいました。
最初の一枚でもう、、、
神社神業という言葉があるかどうか知りませんが、ヤンズさんのように勉強や研究をされなくとも（？）
絶え間なく神社を無心で参拝するだけで、なにか悟りを得るのかもしれませんね。
仏教でも同じようなことを聞いたことがあります。
でもヤンズさんほどなかなかできないのが一般人。
これまでのシリーズの中でもとても愛らしい？愛しい１冊となってます。
今夜も読みます。

待ってました。どんなに待ち望んでいたことか。
普通の人間ならば、もうとっくに瀬織津姫参拝奉納の旅に、自分自身でマンネリ化を覚えリタイヤしていることでしょう。
しかし山水さんは違います。
だからこそ瀬織津姫様は山水さんを選んだのでしょう。というよりももう誰しも分っているでしょうが、太古からの繋がりで姫様は山水さんを導いておられるのでしょう。
山水さんも、本人は気づいてないのかもしれませんが、霊的部分では姫様と腕を組んで歩んでいるのだと思います。でも、、、もしかして山水さんは、全てを知り尽くして行動しているのかもしれませんね。知らない振りをしているだけなのかも。この作品を読ませていただくとだんだんそのように感じてきました。
これまでの二作もそうでしたが、姫様の山水さんへの想いについつい涙してしまいます。
しかし、天真爛漫な山水さんならでは？の旅で、自分も本当に助手席に乗っているがごとく、旅の疑似体験をさせてもらっています。
もう七回読ませてもらいましたが、まだ読みたい！と思わせるこの書は、やはりこれまでの最高傑作です。人間臭さも好きです。
安倍昭恵さんの帯のコメントもとてもステキで何度も読み返してます。
山水さんありがとう！ 本当にありがとう。そしてご苦労様です。

シリーズ３冊目です。１冊目は美しい神様のお名前に心惹かれてとても楽しく読ませていただきました。２冊目も不思議な出来事を興味深く拝見いたしました。今回もヤンズさんの旅のお話しが中心で、読みやすい文章で綴るいろんなエピソードが盛りだくさんです。さすがに３冊目になるとややマンネリな感じもありますが、瀬織津姫ファンにとっては待望の一冊だと思います。