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神々の山嶺(下) (集英社文庫)

価格: ¥840
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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秀逸な山岳小説 ★★★★★
文庫本上下巻合わせて1000ページにも及ぶ大作であるが、そんな長さを感じさせない面白さがある作品である。ついつい引き込まれて一気に読んでしまう。
内容は史実に基づいた部分も多く、それが何とも言えぬ緊張感を生み出している。
ヒマラヤの8000m峰ともなると、想像を絶する厳しい世界が広がっている。その厳しさが文章からひしひしと伝わってくる。
読了後は、ついつい登山史について調べてしまった。
「危険を冒してまで、なぜ山に登るのか?」よくそんな疑問を聞くことがある。本書は、ある意味、その答えを示した一冊なのではないだろうか。もちろん、「その答えはこれだ!」とハッキリと示しているわけではない。しかし、本書全体で、その答えを表現しているのではないだろうか?
秀逸な作品です。ぜひ、お勧めしたい。
哲学書かと思いました。 ★★★★★
本当に読んで感動。人生で読んで良かったと実感した小説ベスト10には必ず入ると思いました。深町・羽生・この二人の見事な関係・その中で様々な事を自問自答できる一書だと思いました。本当にお勧めです。
山岳小説では、わたしはこれが一番好きかな!! ★★★★★
夢枕獏さんがあとがきで言っている。。『どうだ、まいったか』と・・・
はい、まいりました^^
確かに力作だが。。。 ★★★★☆
情感の続きとなる本編では、いよいよ神々の頂に挑戦し昇りつめていく。
話の中心は極限状態でのヒマラヤ登山をテーマにしてある。
内容としては、上巻が事件の推理を推し進めていくものであったのに対して、こちらは実際の登山を中心に描いている。
著者が全力を尽くして書き上げたと述べているとおり、頂きに向かってのぼりつめていく登山の様子は正に鬼気迫る思いでハラハラしながら読ませてもらった。
興奮して読むことはできたのだが、上巻の方が事件を推理していく面白みがあり個人的には好きだった。
その点で★4つとしたが、上下巻合わせての一作品なので、作品全体では★5つを与えたいと思う。
書き残したことはない ★★★★★
著者あとがきの「書き残したことはない」。
大納得。全て出し切っている。
エベレストの調査がリアル、と思っていたら、著者は実際ヒマラヤに行かれていたようですね。氷壁を登る場面、8千メートルあたりでの幻聴、幻覚(ちょっと怖い)、臨場感がすごかった・・。自分も擬似エベレスト登山したような気分になります。
内容も骨太で、深い、本当に質の良い小説だった。


タイ王国書店 ★★★★★
かなり切なくなってきます。なぜに山へ登るのか?そこに山があるから???
駿河台浪人書店 ★★★★☆
エベレスト(チョモランマ)が舞台の山岳小説です。マロリー隊が初登頂したがどうかの謎とからめて、前半はミステリー仕立てで進みます。後半のエベレスト登頂では、世界最高峰に挑むことの壮絶さがこれでもかというほど伝わってきます。登場人物のエピソードには、実在の登山家のことが書かれています。
蔵趣漫堂 ★★★★★
ハードカバーが発売されてから文庫化するまでの間に、世間ではこの物語に左右する出来事が起こってしまったため、文庫版では、現実に併せて多少書き換えたという。実は私が読んだのはハードカバー版で、文庫版ではない。どのことを言っているのかなんとなく予想はつくが、展開は思いつかない。
光る言葉の本屋さん ★★★☆☆
上巻に続いて夢枕獏さんの山登りの世界が広がります。想像を超えた8000mの地の様子が迫ってきます!
あじあ堂本舗 ★★★★★
エベレスト登山にかける人々の思いが、鳥肌ものです。”思え”生きるとは、と考えさせられる1冊。おすすめです。
万書店 ★★★★★
上巻読んで下巻は読まないなんて人もいないでしょうけど。
タイトルに惹かれましたね、書店で思わず手に取ってしまいました、案に違わず素晴らしい作品で衝動買いもたまには良いものです。
グレイト! ★★★★★
山岳小説と云えば、やはり新田次郎を思い浮かべます、気象庁で数十年のキャリアを手がかりに、圧倒的な迫力で自然の驚異を教えてくれます、その新田次郎が亡くなってからは久しく遠ざかっていた山岳小説に寝る間も惜しんで読み耽りました、しかもチョモランマ登攀がテーマですから極め付けでしょう。日本を代表するストーリーテイラーの資格十分です。
月夜見書店武蔵野出張所 ★★★☆☆
個人的に推奨する読み方としては、この作品を原作とする谷口ジロー氏の同名作品(ヤングジャンプ連載中 01/2現在)の単行本をまず読んでから本書を読んで頂きたい。何故かと言うとやはり小説のなかではエベレストをイメージするのも限界があり、(なんせいったことがないので・・・)そこで、圧倒的な描写力を誇る彼の絵によって小説の世界にかなりのリアリイテイが生まれるのである。実は谷口ジローをよんで、続きが気になって、本書を購入したんですが・・・
 読みどころは雪山に閉じ込められビヴァークしているときに幻覚や幻聴に悩まされるくだりである、この筆者の得意とする所であろう。なんともいえずリアルであり心細くなってくる。バイクでツーリングの最中、一人山の中でキャンプをしたときの感覚を思い出してしまった。夜中、野生動物の息遣いがテントのすぐ隣で聞こえてきた時の恐怖!テントから顔を出して確かめる勇気はありませんでしたー。
今の私・今週の1冊 ★★★★★
山岳小説・・・しかし、山に登らない者にとっても、少し心が痛くなる小説です。自分の限界を知り、それであきらめてしまって、変わらない日常を何とも思わずにやり過ごしていく大人。そんな大人にはなりたくないと思っていたけど、私もそういう大人になりかけていたんだ、と。私にとっては青春小説です。
STSTEP ★★★★☆
上巻の紹介と同様です。
POOH_NICK BAR ★★★★☆
◆エベレストに挑む孤高の岳人とカメラマンの物語◆
誰も踏破したことのないルートから岳人はエベレストの頂上を目指しひたすら進む~
運命の女神は彼に微笑むのか・・・
マロリーのカメラの行方は・・・
☆☆☆★★