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○本の住人 (1) (まんがタイムKRコミックス)

価格: ¥860
カテゴリ: コミック
ブランド: 芳文社
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脳が・・・ ★★★★★
すごいです(色々な意味で)
作者の頭の中を一度覗いてみたいです(イイ意味で)
節々に常人では発想できないようなギャグがあります
しかし萌え系が好きな人は理解できるはずです
ついつい二度・三度と読んでしまうのでお得です
実にオススメです。
この手のギャグマンガの中では傑出した本 ★★★★★
久しぶりに4コマ漫画でお腹を抱えて笑いました(^^;

主人公の「のり子」は、まあ普通の小学生。貧乏で薄幸で苛められ属性ですがw。
のり子と二人暮らしをしている歳の離れた兄は、発禁スレスレの奇天烈な児童書を書く、
フィギュアと幼女をこよなく愛するヲタク作家(ダメ人間w)。

しかし、この二人がまだフツーの人に思えてくるほど、のり子の親友(?)がすごい。
一見おとなしそうだが実は黒い「みかちゃん」。黒いだけではなくグロい(ものが好き)。
そして、ハーフで金髪でツインテールという超カワイイ容姿からはおよそかけ離れた、
暴走機関車、無邪気なバカ…いや、バーサーカーw、ミサイル飛びまくり(謎)の
「霧島・ティルトウェイト・さくら」(愛称「ちーちゃん」。別名:猛獣w)
この「ちーちゃん」が、もろにツボにはまりました(^^;
いや、もちろん、ほんとにこんな子がいたら、速攻で逃げますけどねw(ぉぃ
最後の方の、お兄さんのかぶり物の(異常な)センスにも大爆笑。

ここまで一見無邪気で実はアブナイ漫画があっただろうか?
いや、ない(たぶん)。 ※同人誌を除く(ぉぃ
こういう本が、スレスレで商業化されるのが、すごいというか何というか、
大丈夫なんでしょうか?この国。(←誉めてます。屈折したほめ方ですがw)

内容的にはそれほどディープなヲタクネタ(原作を知らないとわからない云々の)もなく、
ダメ兄貴はちゃんとダメ兄貴として描かれていて、常識的な面もあり、
内容はとてつもなく濃ゆいにもかかわらず、割と誰でも読める本になっていると思います。
小学生とバカw好きの人はぜひどうぞ!(ぉぃぉぃ
洗脳されること間違い無しです(ぉぃぉぃぉぃぉぃ
期待以上の漫画 ★★★★★
○本の住人は4コマ形式で、一つの物語(一ヶ月分)で6ページと短めなので、
少しずつ読み進むことが出来ます。
むしろ私は、一気に読むことをお勧めしません。
というのも、満足感があまり得られないからです。
少しずつ読むことによって満足感が得られる…そんな漫画です。

ページ数は118ページと少なく感じますが、
内容が非常に濃いので値段以上の楽しみを感じることが出来ます。
内表紙や帯にもネタが詰め込まれていて、全体的に無駄のスペースが無いです。

物語は、児童向け奇書作家の兄を支える小学生の妹、「のりこ」の受難の日々を描いた物語です。

多少は値が張る本ですが、それ以上の価値がある本だと私は思います。
読み応えがある ★★★★☆
まず思うことは値段の割に量が多いこと。4コマ形式だから多く感じるというのもあるとは思いますが、読み終わるのに結構時間がかかりました。しかし、それだけの量をもちながら読者を飽きさせることがないこともこの本の魅力の一つでしょう。
独特な性格の各登場人物が繰り広げる日常的のようで非日常的な生活は見ていて非常に面白いです。身近なおもしろさを求める人にお薦めの本です。
すっごい漫画が出たもんだー。 ★★★★★
あの「苺ましまろ」よりも絵柄が可愛くて、「あずまんが大王」よりもギャグが面白い。そんな夢のような4コマ漫画があるとは‥‥。長生きはしてみるものです。(いや、まだ気持ちは10代ですが)

作者のkashmirさんは本作が初の単行本。「ネコにテルミン」というサイトで、ネットでは有名な方。以前は同人やWeb漫画での活動が多かったように思います。
「キュートな絵柄にシュールネタorオタクネタ」という芸風が特徴で、特にWebでやっていたイラスト風1コマ漫画のネームの切り方が最高。商業誌のギャグ作家よりもはるかに言語センスがあるな〜、と注目していました。

本作もそんな彼のセンスが隅々まで横溢しており、特にツインテールの悪魔、霧島・T・さくらの言動は、「苺」の美羽を更にハイテンションにしたようなパワフルさ。その余りに常人ばなれした発想に、目眩すら覚えます。(それにしても、1冊の本にこんな惜しみなくネタを投入してくれて、有り難いのですが今後の作者のアイデア枯渇が心配になってしまったり)

基本は日常生活の中から笑いを創出しているので、多くの人が楽しめると思います。しかし、そこかしこにマニアックなオタクネタがコッソリ仕込まれているため、オタク度の高い人なら、より笑えるでしょう。

奇しくも、前出の「あずまんが」のあずま氏の盟友、里見氏がデザイン・装丁を手がけており、カバー下は勿論、オビの裏にまでネタがありますので、買った方は要チェックです。

残念なのは、初版部数が少ないのか各所で売り切れとなり、中小の書店ではほとんど見かけない事。近年増えてきた「萌え系4コマ」の中では頭一つ抜けたギャグセンスがあり、ギャグ漫画全体の中でもここ数年で五指に入るほどの傑作なのに、実に勿体ない限りです。

芳文社さん、頑張ってください!