特典CD
★★★★★
本の内容は、苺ましまろのような可愛い+面白いという感じ。
ナオコサンの突拍子もないボケに冷静にツッ込むみすず(ヒロイン)のやり取りが面白い。
幼女とちょっとエッチなネタが豊富にあるので、それが気にならないのであれば
非常にお勧めできる本です。
初回特典のCDは、発売が2年以上前の為プレミア価格になっていますが
mosaic.wavさんの4thアルバムに収録されるので
購入するのであれば注意しましょう。
付属CDは真面目な人が聞くと精神が汚染されるレベル
★★★★☆
漫画としてはそこそこ面白いが多少敷居が高いので万人が面白いと言える内容ではないのも事実。
下ネタを基点とした笑いや百合やツンデレ、極一部にしか分からないパロディネタ等、
どこまで許容及び把握出来るかが肝になってくると思う。
自分は漫画というもので下ネタを笑いに変化させてしまうのは一種の才能だと思っているし、
百合度は多少高いけど下ネタで笑いに変化させているので苦手な人も安心だと思うし、
ツンデレも出てくるけどツンデレが嫌いな♂は少ないと勝手に思っているので、
上記の事で作品の評価がマイナス方向に傾くことは少ないとは思う。
唯一問題があるとすれば極一部の人にしか分かりそうにないコアなパロディネタですか。
「世界一(銀河一)後方に強い」とか「デストロイザ・コア」とかSTG好きにしかわからんでしょう。
ちなみに下ネタ作品としては古賀亮一の作品が「動」ならこちらは「静」といった感じ。
総評としては上記の事に理解のある自分でも絶賛するほど面白いとは思わないので並上程度かと。
CDは抱き合わせの商品としては完成度が高いだけで単品で金取れる程の物ではない。
過度の期待をすると絶賛レビューにしてやられた感がつきまとうことになるので注意。
電撃萌王の2008年5月の公式ブログで視聴出来るので気になる人はそちらでどうぞ。
新鮮な「おバカ」をお届けします
★★★★★
酷評してしまった「百合作品ファイル」の紹介からこの作品を初めて拝読しましたが、確かにほのかに百合要素もありますが、あえて言うならこの作品は百合作品ではなく「おバカギャグ」作品です。これが読み始めると非常に面白く「百合星人」のナオコさんがところ構わず「おバカ」で周りのキャラを染めていきます。
温い「おバカ」に飽きている方、ぜひお読みください。
2000年代のギャグ・アナーキズム
★★★★★
多くの人には主題歌CDの付属していた初回限定版のみが評価対象であるようです。こちらの通常版は誰もレビューしていないようなので書いてみます。初回版との差異は以下のとおりです。A.主題歌CDがない。代わりに全歌詞がカバー内表紙に載っています。B.ので、初回版でコバルト文庫風の装丁だった内表紙のギャグが割愛された。C.作品中に1コマだけ違いのある部分があります。
本作は非常に異常で奇矯なオタクギャグマンガと見る人が多いようですが、実はこのジャンルの笑いとしては伝統に沿った非常にスタンダードなナンセンスギャグだといえます。一見過剰なマニアネタや奇抜な視点が目に付きますがそれは表層的なもので、実際にはそれらの刺激的な内容が無秩序に相次いで提示されることで、元々の意味が相克して互いに意味を失っているナンセンスさ、その言葉のアナーキーな感覚が笑いを誘っているのです。
作中で何かと言及される言葉「ようじょ」やロリコン・レズ趣味はモラルのきわどい境界に属していてそれだけで苦笑を誘いうるのですが、本当の笑いはそれらの言葉が想定外の状況で乱呼されるために本来のニュアンスが失速して無意味になってゆく馬鹿馬鹿しさにあります。かつて赤塚不二夫らが挑戦した実験的なギャグセンスの後継であり、現代の「天才バカボン」たるに相応しい作品です。
君にだけ伝わればいいやもうほんとに。
★★★★★
まったく、何て本(CD)を出すんでしょーか、
この作者は。
うっかり付録のCDを聴いてしまったために、
頭の中がすっかりお花畑です。
いまだかつてない電波攻撃に、
もうすっかりようじょの虜です。
なんかもう、いろいろどーでもいいです。w
とにかく、CD付きを探して買うんだ!
いつかアニメ化された暁には、
きっと激レア間違いなしだ!!!www
(↑アニメ化されません。ありえません)