ビバ!フィルモア最后の日
★★★★☆
大昔、三軒茶屋の映画館で再上映を観ました。カリスマプロモーター、ビル・グラハムの音楽を愛する真摯な姿勢がヒシヒシと伝わるドキュメンタリー映画です。出演者(特にボズ・スキャッグス&サンタナ)がゴネル、ゴネル。やれ出番を最後にしろだの、ギャラを上げろだの。ボズ・スギャッグスのステージが割愛されているは、その為?
白眉は、「エルビン・ビショップ・グループ」の圧巻のステージング!
静かにギターを弾き出し、一気にボルテージが上がる。観客も総立ちだ。鳥肌のパフォーマンスを是非!!
日本盤出してください
★★★★☆
これ昔衛星放送で観ました。猛々しい頃のサンタナを期待してましたが、エルヴィン ビショップグループのかっこよさが印象に残っています。かなりいい面子だと思うので是非日本盤を出してほしいものです。
70年代初頭のUS西海岸シーンの香り漂う未DVD化作品がようやく!
★★★★☆
「フィルモア最後の日」。ビデオ化も、もちろんDVD化もこれまでされていなかった作品。
71年に閉館が決まったライヴハウス「フィルモア・ウエスト」で行われたライヴイベントを収めたドキュメンタリー的内容のライヴ作品が半年の延期の末、ついにDVD化と相成りました。
ドキュメンタリー要素が強いゆえ、ビルグラハムへのインタビューなど、字幕がない場面は少々苦しいかもしれない。そして当時の流行であったマルチスクリーンが多い(小さいTVで見ると結構辛い)。さらに出演者が日本では少々マイナーなミュージシャンが多い(そこが僕にとっては嬉しくあるんだけども)。特典映像も何もない。などなど辛い部分は確かにある。だがしかしこの時代のUS西海岸ロックシーンに興味がある皆さんにはぜひぜひ見ていただきたい作品であるのは確か。当時の匂いがプンプンと漂ってくる作品です。ラストワルツ、そしてフリーダムトレインなどを見たあなたはぜひ。
画像は流石Rhinoが手がけただけあってとても鮮明。何よりも、この値段が嬉しいじゃないの。
リージョン1です。
★★★★★
長年DVD化されなかった映画「フィルモア最後の日」が、ようやく発売になりました。
収録曲とアーティストは、以下の通り。
・Hello Friends / Lamb
・You Got Me Hummin' / Cold Blood
・I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free / Cold Blood
・Candy Man / Hot Tuna
・Uncle Sam Blues / Hot Tuna
・Rehearsal Jam / The Rowan Brothers
・Isn't It Just A Beautiful Day / Lamb
・Fresh Air / Quicksilver Messenger Service
・Mojo / Quicksilver Messenger Service
・Volunteers / We Can Be So Good Together / Jefferson Airplane
・Noodle / Jerry Garcia
・Rehearsal Jam / Jerry Garcia with The New Riders Of The Purple Sage
・Casey Jones / Grateful Dead
・Johnny B. Goode / Grateful Dead
・White Bird / It's A Beautiful Day
・The Sky Is Crying / The Elvin Bishop Group
・Incident At Neshabur / Santana
・In A Silent Way / Jam / Santana
元の映画からは、Boz Scaggsがカットされているようです。
70年代の日本公開当時、映画館で見ました。そのときは、殆ど見たことのなかった各アーティストの動く姿が強烈に印象に残ったのですが、あらためて見直してみると、Bill Grahamの活動のドキュメンタリー的な部分も多く、字幕のある日本版を待った方がよかったかと、少し後悔しています。(出るんでしょうか?)
各アーティストのシーンは、もちろん最高。Hot Tunaは、Papa John Creachが参加してたり、Santanaは、Neal Schon在籍の最強ラインナップだったりと、楽しませてくれます。
収録時間:160分
ディスクフォーマット: 片面2層 / リージョンコード:1 / カラー[NTSC]
音声:5.1 Surround/PCM Stereo
字幕:なし
特典:なし