スーパーカーの、ひとつの頂点と言えると思います。
自分は、「KARMA」辺りまでの流れが好きです。
歌詞も、すばらしい。

「スリーアウトチェンジ！！」から続くギターポップソング、「ＨＩＶＩＳＩＯＮ」以降のテクノサウンド、その両者が見事にミックスされて昇華していく様を見るような、立体感のあるアルバム。
　「Karma」「FAIRWAY」のようなノレる曲ももちろん、映画「ピンポン」で使用された「baby once more」のような切ない曲など、聴くたびに新しい発見がある、全く飽きの来ないアルバム。ちなみに今一番好きなのは、「I'm Nothing」。

　間違いなくスーパーカーの最高傑作です。

まず曲順がすばらしいです。一曲一曲がつながっているような感じがしました。カルマ〜FAIRWAYの流れは最高です!
そこからはだんだん暗いというか、落ち着いた曲がはじまっていきますが、名曲揃いです。
驚かされたのは電子音。フレーズ的には何だこれ?と感じるのに完全にマッチしています。
近未来的なんだけど、どこかしらに懐かしさが感じられ音楽が自分の生活から遊離せず聴けるし、長く楽しめます。

何を言ってるかはよくわからん。まあ、サラっと聴いとけばいい。それよりギターだ、
ギター。それがこのアルバムを聴く動機のほぼすべてだ（自分にとっては）。
音がカッコいい。それだけで十分なんだと思わせられたもんですよ。流れでコーネリアス
のファンタズマもどうぞ。

HIGH VISIONでようやく認知度が増したとは思うけど、ワクワクさせられたのはこのアルバム。どちらかというと黒い音が好きだった僕に与えた衝撃と言ったら。なんじゃこりゃ〜！個人的に当時住んでいた東北の田舎町の澄んだ景色がフラッシュバック。FAIRWAYやWHITE SURF STYLE 5はSTROBOLIGHTS〜YUMEGIWA LAST BOYのプロトタイプだけど後者より全然カッコイイ。