60年代に放映され、本国イギリスや日本で根強い人気を保ってきたTVシリーズが、実写版として完成。世界各地での事件や災害に出動する国際救助隊「サンダーバード」の活躍を描く。この映画版の物語は、シリーズの前日談だ。トレーシー家の父と息子たちで構成されるサンダーバードだが、秘密基地であるトレーシー・アイランドを宿敵フッドが占拠。まだ救助隊の正式メンバーではない末弟のアランが、宇宙空間に取り残された家族を救おうとする。
オリジナルを意識したメカやトレーシー・アイランドのデザインはファンにはうれしい限り。紅一点の外部諜報員ペネロープの愛車「FAB-1」やピンクで統一された彼女のアイテムもポイントになり、映画全体がとにかくカラフルだ。セイシェル島や、異例ともいえるロンドン上空のロケに、大規模なアクションにはVFXも駆使されるが、残念ながら監督の力不足で、ダイナミズムやスケール感はいまひとつ。物語も、アランを中心に展開されるので、キッズ・ムービーの様相を呈してしまう。オリジナル・シリーズのファンである大人たちを満足させるためには、続編を待たなくてはならないだろう。(斉藤博昭)
サンダーバード最高!!!
★★★★★
安く手に入りました。DVDケースが若干汚れていたのが気になりますが、新品ということで安心して見れました。作品内容も面白かったです。ペネロープ婦人の車が空を飛ぶ!!!超カッコイイです。サンダーバードのメカの場面がもっと多かったらいいなぁと思いました。結構、人間ドラマだった・・・。サンダーバードの次回作が出来たらまた見たいです。付録のゲームもあったので、いろいろ楽しめそうです。
ティンティンだけが収穫
★☆☆☆☆
ティンティン役の女の子が最高、微かに胸の谷間が見える所は、胸ポロリを期待しちゃいました。
コレはサンダーバードの超劣化パロディです
★☆☆☆☆
サンダーバードの名前で見ようとしている方へ、まず、サンダーバードはほぼ活躍しません。冷ややかなお笑いで全編が埋め尽くされています。すべてを直視するには忍耐が必要です。
ありじゃないかな?
★★★★☆
初見の印象はかなり悪かったです。 オリジナルの良さがぜんぜん無いように思えたので。
やっぱり「サンダーバード」の名を掲げる以上は・・・ねぇ。
DVDの購入意欲もなく再見することも無いと思っていましたが、ニコニコ動画で個人作成のミュージッククリップを見てなぜか久しぶりに見てみたくなり数年ぶりに鑑賞。
原作をひきずらなければそれなりにまとまってる出来だと認識を改めました。
シリーズの第一話として作ってあるのでしょうが、オリジナルシリーズではこういうのって異色エピソードあつかいですよね。 そこらへんを誤ったのかなという感じ。
もし第二作が作られていればおそらくみんなが望んだ救助主体のお話になったんだと思いますが・・。
(そういう意味ではオリジナルシリーズのパイロット版のストーリー展開の良さを再認識しました。)
当映画の拾い物だったのがレディー・ぺネロープ&パーカー。 この二人をメインにしたスピンオフシリーズを作ってほしいくらい。
続編では日本を舞台にする予定だったとか? 今となっては夢ですがせめてもう一作、続いてほしかったですね。
冒頭とクライマックスの救助シーンでの国際救助隊の活躍をみるたびに惜しい気持ちになります。
良くも悪くもジュブナイルらしい映画でした。
きびしいレビューが多いねー、おじさん(40台)は許すよ
★★★★☆
みなさん結構厳しいレビューが多いですね。
確かにご指摘の通り、アランを主人公とすることで「お子ちゃま映画」の感は否めないですが、おそらく現役サンダーバード視聴者はみなお子さんがいる年なはずで、個人的には好都合(笑)。
最近NHKのBS等でもTV版を再放送していたのでそれなり馴染んでいたが、やはり21世紀のリバイバルならではのスピーデイーさはなかなかの快感だ。どこか、北京五輪閉会式でのロンドン五輪紹介コーナーのクールさを感じた。