ただ、今回の売り文句の一つである魔界の描写は……。
まず、正直ストーリー的に、魔界に入る必然性が薄い。
これまで長く続いてきた原作とTVシリーズに流れていた「魔界ってどんなところなんだろう」感を壊してまで実際に魔界を描く必要があったとは思えない。
また、どうせ魔界に行くなら既に魔界に帰った魔物をチラとでも登場させてみる等のファンサービスがあってもいいだろう。
と云うか、せっかく魔界に来ているのにガッシュがそういった友人のことを全く気にしていないのも私には非常に不自然にみえた。
もちろん個人的な感想だが、この映画、魔界に行ってなければもっと素直に楽しめたのになぁと非常に残念な感覚が残る。
と、DVD商品としてはまあ普通のデキ。
チャプターの案内は正直不親切な気がするが予告編のバージョン違いコンプはDVDらしいサービス。
値段は……高いわな、やっぱ。
そんな中で起こる一場面。
夏休み、ガッシュたちはみんなで富士山へピクニックに出かける。
そこで予言が浮かび上がる白い魔本を持つ少女・コトハと出会う。
ガッシュがのぞき込むと、本には「森の洞窟でガッシュの母上が待っている」というお告げが!
ところが、洞窟の奥はなんと魔界の入口で、
2人の前には謎の魔界最強の戦士・黒騎士が・・・! というお話です。
金色のガッシュベルは何よりもギャグが満載で思わず笑ってしまいます^^
ボケ&突っ込みが最高で、映画を一度見た人でも楽しめる内容です。
特に、戦いのシーンがかっこよくて思わず呪文を叫んでしまいそうなほど。
初めて見る人でも楽しめる内容ですよ^^