スガシカオファンとは言えないのですが、ファンクという触れ込みだったので聞いてみました。
昔からこういう路線だったのか知りませんが、一回はこういう作風でやってみたかったんでしょうね。
裏を走る太いベースライン、ギターのカッティングそしてメロトロンの音。
確かに素材は揃ってノリも良いですが、スライやプリンス殿下の様な斬新なサウンドのアイディアあるわけでもなく...。
「スガシカオの世界をファンクアレンジにしたらこうなったのね」という印象だけが残りました。
おそらく、アルバムの中に1曲か2曲くらいがこういう作風ということであれば印象も違ったのでしょうが...。
彼くらいの大物になるとリリースする作品も賛否両論あって成功という事なのでしょうね。

初期のスガシカオにあった危うさ、毒々しさ、切なさは感じられません。
けれどこの軽快で明るい音楽が、この時の彼のやりたいことかも。
タイトルはFUNKだけどあまり黒っぽくない、80年代のプリンスを思い出すような雰囲気もあり。
「POP MUSIC」「Call My Name〜FUNKAHOLiC」が好き。
アルバム自体流れがよく、通して聴くに飽きません。

スガシカオ？
昔好きだったよ、と答えることになりました。

ま、ずっと好きでいなければならないということもないですしね。

ポップ・ロック・ファンク・エレクトロ・バラードなどスガシカオの良さが全面に出てます!! アルバム自体のバランスも良く聴いてて疲れません。 個人的にCall My Name〜FUNKAHOLiCこの流れが最高にカッコイイ!!
是非一度、聴いてみてはどうでしょうか。

音的にはやりたいことがわかるし カッコイイと言えるのですが スガシカオじゃなくてもという気が…詩もそれらしいけどこれまでのスガシカオのように心に刺さって来ません。軽いとか重いとか明るいとか暗いとか そんなんじゃなくて 丸裸で震える心 言葉にできない気持ちを歌ってくれた初期からのファンとしてはちょっと…でも聴き続けると思う。次回作も気長に待ちます。