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Ana Vidovic Guitar Recital

価格: ¥993
カテゴリ: CD
ブランド: Naxos
Amazon.co.jpで確認
小樽のマリンホールでの演奏会 ★★★★★
Vidovic Guitar RecitalのCD、CD・DVDを購入し、どれを聞いても素晴らしい演奏です。
小樽のマリンホールで開催された演奏会に行ってきました。
 今回の演奏会は、いつもと同じ様に2時間程度。しかし、今までの演奏会で一番短かく感じられました。拍手の大きさから言って、もっと聴いていたいと、会場の皆が思ったのではないでしょうか。
 演奏者側からの強い要望で、プログラムの一部が変更され、バッハのソナタ第3番とロドリーゴの3つのスペイン風小品がソルの魔笛、ウォルトン、ヴィラロボスに。最初のプログラムのバッハを聴きたかったけれど、うーむ、何れも良い曲、良い演奏でした。

 CD、DVDで聴いていましたが、演奏テクニックは完璧。演奏の合間、会場から「すごいネー」「綺麗な演奏」「あんな若いのに」と言う話声が聞こえる。休憩時間もロビーでギター教室の生徒の大学生と年配の先生と見受けられる人も「すごいネー・・・、もっと練習したらああいう風に成れるヨ」と話していました。成れるかな?
 演奏会でこう言う声が聞かれるのは初めて。会場の皆が感心していたと思います。

 何と言っても音の質のバランスが良いです。指1本で弾いている様な均質な音。だから、モーツアルトの魔笛でも他の曲でも、今までは聞こえない音、フレーズが綺麗に聞こえてくる。楽譜の音符が1つ1つバランス良く音楽になっているから綺麗な演奏になります。
 不思議なのは、タルレガの「アルハンブラの想い出」。どう聴いても、トレモロが綺麗過ぎます。バラツキが全く無くコンピューターが3連符を奏でている様な。まさか1本指で弾けるはずがないし、普通は3本指でトレモロを演奏するのが2本指で演奏している音みたいな、それ程バランスが良いトレモロ。セゴビア、イェペス、ジョンウィリアムス、それぞれ綺麗なトレモロを奏でますが、こうなると完璧ではないと言えるのでは。Ana Vidovic のトレモロは全く均質、別格です。やっと、理想的な「アルハンブラの想い出」を聴けた思いで感動しました。でも、アルハンブラの入ったCDが無いので何とか入手したいです。
 こう言う演奏ができるのは、Ana Vidovic だけと思うけど、世界には驚きの演奏家がまだいるかも知れません。

 それと、軽やかなスピード演奏。これは、高度な演奏技術。
 そして、これらに支えられた音楽性。

 世界にはこう言う演奏家がいるとは。しかも、まだ若い。表情を変えることなく指板をのぞき込む様にして淡々と演奏している姿が良いです。
 また演奏会が有ったら是非聴きに行きたい。もっとCD、DVDを販売して欲しい。
 演奏前に挨拶があり、Good evening... と言ってしまい、笑いながら慌ててGood afternoon.と言い直しました。日本語でも、演奏会を楽しんで下さい、など長文の挨拶をしました。外人の様な日本語でなく、上手な日本語でした
。日本語を少しは話せるのかな?明るい演奏者です。

 演奏会終了後、ロビーでCDを販売していたので人だかりの中覗いて見ると2枚共持っているCD。顔を上げたら購入した人はCDの包装を外していたので何でかなと思ったら、人だかりの中、すぐ横にAna Vidovicが立って居ました。笑ったり話しながら購入したCDに立ってサインしていました。長身ですねー。演奏会でハイヒールを履いていたので、並んでも私と同じ位の背の高さに見えました。

演奏会を企画したアプローズ453、手弁当のボランティアに感謝、感謝。
すごすぎますね ★★★★★
他の方のような知識や認知度はございませんが、なんでこんなにも普通に演奏できるの?だけど非凡。あいまいな言い方しかできませんが、心を捉えて離さないですね。最初にも言いましたが、普通と言う事がかなり凄い事だと思います。


Ana Vidovic Guitar Recital ★★★★★
新進気鋭の演奏家のCDを何枚か試聴していたとき強く印象に残ったのがこのCDです。史上最年少の13歳でザブレグ音楽院に入学して18歳でタルレガの国際ギターコンクールで優勝等の輝かしい歴史を知らないでも、演奏を聴けばその美しい音とテクニックは聴く人を魅了します。若い時はとかく技巧の高さをこれ見よがしに誇示する演奏をする人を見かけますが、彼女は高い技術を誇示することなくゆったりと音楽表現をしております。このCDはまだ若い時の録音と思いますが、ゆったりとギターを唄わせる素晴らしい演奏です。
素晴らしいテクニックによる演奏! ★★★★★
皆さんのレヴューどおり、完璧に近いほど、素晴らしいテクニックによる演奏でした。
その彼女が24歳になって、来年(H17)2月に武蔵野にやって来ます。
生の演奏、これで本当の実力がわかります。本当に期待しています。
若いながらも素晴らしい技術 ★★★★☆
クロアチア生まれの24歳新進気鋭女性ギタリストが演奏している。しかしこのCDが収録された当時はおそらくまだ20にも満たなかっただろう。最初はジャケットを見て可愛い子だな。というちょっと脱線した所で興味を持ったけれど、実際演奏を聴いてみると年齢では考えられない卓越したテクニックを披露している。

それもそのはずだ、彼女は13歳でザグレブの音楽アカデミーに入り、クロアチアの高名なギタリストAstvanに師事し、17歳でローマのソルコンクールそして若干18歳にしてタレルガコンクールで優勝し、NY、ブリュッセル等で数々の賞を受賞した。そしてこの年齢にしてアメリカ、イギリス、ポーランド、オーストリア等数々の国々でリサイタルを敢行している。勿論ソロ活動のみならず、オーケストラとの競演もだ。多くの栄誉と実績をすでに残しているようだ。

このようなスターダムにのし上がるような逸材だが選曲は、例えば「大聖堂」「タンゴアンスカイ」「サンバースト」のような現代曲や派手な選曲ではなく、バッハやポンセのロマンソナタ、或いはタレルガでもダンサモーラ、ワルツ等寧ろ年配のギタリストが選曲するような曲が多い、しかしこの辺りが逆に若くして彼女がギター音楽史というのも深く考えているかのようだ。

決して曲は、テクニックをひけらかすような難曲という訳ではないが、シンプルな曲でも若若しく女性らしい繊細なタッチで滑るような旋律音によって彼女の潜在的なテクニックは推し量る事ができる。例えばバッハのプレリュードの流れるような高速なパッセージやタルレガのダンサモーラの瑞々しいくリズミカルな演奏を聴けば彼女素晴らしい技量は伝わってくる。

その他彼女の使用ギターはザグレブの製作者だったり、後半の選曲は故国の曲だったりと、生まれ故郷を大切にしているという感情も伝わってくる。もしかしたら格闘家のミルコクロコッlプ並なクロアチアの英雄になる日も近いかも!?