※日本国内用（リージョン2)のDVDプレーヤーで再生できます。
（パッケージにDVD ENCODED FOR ALL REGIONS (NTSC)の表示があります。）

演奏57分＋インタビュー25分＋フォトギャラリー3分。映像16:9。字幕なし。音声Dolby Digital 2.0ch。小さな会場で観客なしの収録。曲によって衣装やステージのアレンジを変える演出。ギタリストの美貌はもちろんのことバックに見えるステンドグラスも美しいです。

明快な音から暗く柔らかい音まで多彩な音色を使い分けていて、たいへん表情が豊かな演奏が作品を深く彫り上げています。何度も聴きたくなる素晴らしい演奏です。右手の撥弦が強いのと左手もしっかりと安定しているので、オンマイクなのにほとんど指と弦のノイズがありません。指板がすり減っているのもわかります。

収録曲目は次の通り。

Federico Moreno Torroba: Suite Castellana
Pierre Bensusan: Altiplanos
Astor Piazzolla: Four Pieces
　Verano Porteno, Milonga del Angel, La Muerte del Angel, Primavera Porteno
Sergio Assad: Farewell
Stanley Myers: Cavatina
Heitor Villa Lobos: Etude No.1, 8 and 7
Agustin Barrios Mangore: La Catedral
　Preludio saudate, Andante religioso, Allegro solemne

ピアソラやバリオスといった感情表現の起伏の大きな演奏が特によかったのとアサドとマイヤーズ「カヴァティーナ」の２つの小品が何とも愛らしいです。ヴィラ・ロボスで聴かせる（見せる）テクニックは圧倒的です。

動画サイトにもこのDVDのサンプルや「アストゥーリアス」等がアップされているのでぜひAna Vidovicでサーチしてみてください。