ほっこり暖かいお話。
★★★★★
友人に勧められ読み始めました。
若旦那と妖たちが織り成す、心温まるお話です。
いつも帰りの電車で読んで、ほっこりしながら帰ります。
とにかく面白い♪
★★★★☆
相変わらず繊細でひ弱で、いつも寝込んでいる一太郎。そんな彼のもとに
持ち込まれる難事件。はたして一太郎は無事解決できるのか?表題作を
含む5編を収録。「しゃばけ」シリーズ第7弾。
表題作「いっちばん」では、妖たちのオンパレード。それぞれてんで
バラバラに若だんな一太郎を喜ばせようと画策するのだが、なかなか
うまくいかない。事態はドタバタのままラストになだれ込み、気づいたら
スリの事件も解決してきちっとまとまっていたという、実にうまい話の
展開だった。妖たちと一太郎の信頼関係も、ほのぼのとしてとても
よかった。「餡子は甘いか」では、修行に出た栄吉がたっぷりと登場し、
こちらも楽しめた。相変わらず菓子作りはへただが、菓子作りへの情熱は
すごい。「がんばれ!」と声をかけたくなる。また、一太郎との友情も
ほほえましい。「いっぷく」では、過去のシリーズに登場した「冬吉」が
再び登場して、ちょっと感動だった。そのほかの作品もとても楽しめた。
人の心の奥深さもじっくりと描かれていて、いろいろ考えさせられる部分も
あった。このシリーズの中ではベスト3に入る面白さだった。
キャラクターの吸引力
★★★★☆
しゃばけシリーズは、一度好きになると多分ずっと読み続けることになります。
キャラクターの吸引力は素晴らしいので。
ただ、そうなると話が徐々につまらなくなるかも知れません。
馴染みの楽しさ
★★★★★
最新刊が出てとても嬉しいですね。
いつ読んでも、なじみの人や妖怪さんたちが楽しく話を繰り広げてくれます。
ずーっと続いて欲しいなと思う本ですね。
こころが暖かくなります。
マンネリ化の見本
★★☆☆☆
レビューは書いていないが、私の中で「しゃばけ」は星五つだった。面白いものを引き当てたという手ごたえが確かにあった。
だが、面白く読めたのは3冊目まで。その後も惰性で読んではいるが、今回にいたっては、いいかげんにしろよという感じ。マンネリ化の見本、進歩というものがない。そろそろ限界かもね。
変わってほしくない作品というものがあるのは承知しているが、この著者はデビュー作が当たっただけに、成長の芽を詰まれている気がする。もっといろいろなものを書こうよ、畠中さん。
追記:作品への評価は変わらないが、やっぱり「しゃばけ」のレビューも書いてしまった。