やっぱりハウンド・ドッグはいいね!
★★★★★
ハウンド・ドッグのアルバムは全部持っているので今さらベスト盤なんて・・・と思っていたんだけど、未発表3曲の誘惑に負けてしまいました(笑)
結論。買って良かったです。「スカイ・イズ・クライング」をエルモアのまんまやるのは初めて聴きました。「サン・イズ・シャイニング」なら今までにもスタジオ&ライヴで演っていたけど。残りの2曲は相棒ブリュワー・フィリップスがリードを取って、ハウンド・ドッグはバッキングにまわっています。ブリュワーあってのハウスロッカーズ、彼のギターもハウンド・ドッグに負けず劣らず極悪でたまりません。どこかのライヴ音源みたいだけど音も悪くなく、ホント、発掘されて良かったです。
最近では入手困難なコンピ盤に収録されていた曲も数曲あって、今回初めて聴くことが出来ました。エンハンスドの映像も熱いです。オマケにしては楽しめますよ。
選曲&曲順も一枚のアルバムとして良く考えられているので、ハウンド・ドッグ初体験の人にもいいのではないでしょうか。僕みたいなファンが買うには悩むところだと思いますが・・・僕は「スカイ・イズ・クライング」1曲で元取った気になってます(笑)。
まあ、ハウンド・ドッグは全曲がベストなのでアルバムは全部揃えるべきですね。
封入されていたB4サイズ(ぐらい?)ポスターはさっそく部屋に貼りました! カッコいい〜!
でも折り目がなかったらもっと良かったのに。封入だから仕方ないか。
もっと大きいサイズで売らないのかな?
Boggie は止まらない!
★★★★★
下手なRockを飛び越え、此処まで来るともう Punk!と言いたくなる極上のBlues!
ドス黒く、猥雑で、ガハハ、で デヘヘで 何処までも続く疾走!デルマークで働いていた ブルース・イグロアがHound Dogさんのレコードを出す為に設立したのが、
現在のBluesシーンを牽引する Alligatorだと言う事は広く知られているが、最初は手売りから始めたそうでR。
本作は日本企画による Hound DogさんのBest盤 第二集で有るが 未発表曲#4/9/14 オムニバス盤にのみ収録された #6/13まで収録。
おまけでアリゲーター30周年記念盤にも収録されていた'73年 アンアーバー・ブルース&ジャズフェスティバルでの" Taylor's Rock"も収録。(画像はかなり悪いですが・・・)
#1よりベースレスの3人組のBoogieは疾走する!6本指のギターリスト(演奏には第六の指は短かすぎて使えなかったらしいが)Hound Dogさんによる このささくれ立った
Slideの音!まず これでノックアウト必死です。エルモアさん直系の3連でのたたみ掛け具合や #3でのワンコードでじわじわと辺りを黒く染めて行く様 Slow Bluesでのドロリ
とした黒さ等 聴き所 満載でっす!
気になる未発表Live ですが #4 Studio録音も無く貴重です!バランス・音質から Release The Houndからのアウトテイクと思われますが、詳細は不明だそうです。
#9/14はサイドGのブリューワー・フイリップスさんをフューチャーした曲。#9で正統派スクイーズギターを聴かせてくれたのには以外でした。
何処までも続く Endless Boogie 未体験の方もマニアの方にもMustな1枚です!