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ライヴ・アット・キャバーン [DVD]

価格: ¥2,940
カテゴリ: DVD
ブランド: コロムビアミュージックエンタテインメント
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   ポール・マッカートニーと有名バンドの面々がそろった貴重な映像。1999年12月14日、300人と言う限られた幸運な観客は、リバプールにある伝説のキャバーン・クラブでのライヴを目撃した。15曲の名曲が演奏されたこの場所は、約40年前にビートルズが活動を始めた地として知られている。ライヴの構成は、1999年にマッカートニーがリリースした『ラン・デヴィル・ラン』が中心。インターネットを通じ配信されたため、世界中のファンがマッカートニーの聖地への帰還を楽しむことができた。飾り立てることなく、ビートルズやウィングズから解き放たれた自由なマッカートニーがそこにいる。(例外は「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」のみ) マッカートニーのトレードマークとも言えるおたけびもライヴが進むにつれ大きくなる。彼が音楽に懸ける愛は不朽で、その影響力は大きい。若いころの情熱そのままに当時の曲を歌い上げる姿に、40年前のキャバーン・クラブの演奏が目に見えるようだ(キャバーン・クラブは1984年に改装されている)。
   デヴィッド・ギルモアとミック・グリーンという非の打ち所のない偉大なギタリストに後押しされながらも、少しぐらついたスタート(「ロンサム・タウン」でのボーカルは、明らかに調子が悪かった)。しかし、ショーが進むにつれクオリティは確実に良くなり、マッカートニーのオリジナル曲「トライ・ノット・トゥ・クライ」は正真正銘、ハイライトとして輝きを放ち、ロックの歴史におけるマッカートニーの存在を改めて知らしめた。45分間という短い演奏時間ながら、このDVDに収められている特典には特筆すべき素晴らしいものが2つある。マッカートニーのインタビューと、『ラン・デヴィル・ラン』のプロモ制作ドキュメンタリーだ。これらは、晩年のマッカートニーの偉大さを彩る歴史でもある。バンドメンバーの自伝的紹介と1999年の2本のビデオを含め、マッカートニーファンなら見逃せない作品であることは間違いない。(Jeff Shannon, Amazon.com)