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劇場アニメーション「雲のむこう、約束の場所」 [Blu-ray]

価格: ¥5,775
カテゴリ: Blu-ray
ブランド: コミックス・ウェーブ
Amazon.co.jpで確認
ほしのこえから更に進展 ★★★★☆
戦争や分断などで作品に重みを持たせていますが,いまいち本筋の話との絡みは薄く,補助的な設定になっています もうすこし戦争色を濃くすれば作品に厚みが出たのではないかと思います。 他にもさゆりとさゆりの祖父,塔との繋がりがいまいち見えてこず,言葉足らずな印象を受けます。 これも惜しい点のひとつ まぁほしのこえほどあからさまに言葉足らずな訳ではないのでさして気になりません しかしながら売りである映像美・音楽美は健在 叶えられなかった約束を中心にした切ない作風も正しく新海作品そのもの 声優陣も有名どころがたくさんで見劣りしません 他の新海作品には無い平行世界や心の迷宮のような,哲学的で神秘的な内容は,どこかエヴァに影響されている感じがあります 白川が勤める研究所もどことなくNERVに似ている気が… 他にも『あれっ?どこかで見たことあるような…』な感じがありますが,まぁそれがどうしたって感じですかね(笑) 話がいまいち作り込まれてないなって事で減点1,星4つになります せっかく映像や音楽が素晴らしい新海誠さんの作品ですのでBlu-rayでご覧になってください^^
作品は良いけど ★★★☆☆
作画は最高で音楽も天門さんで◎だけど
声優が糞です。
下手な声優を使うの止めて欲しい
ほしのこえ のオリジナルもド素人でした。
作品の質を落とすだけです。

世界観の説明が少なく取って付けた様な
世界でラストは消化不良
ストーリー性に問題あり


セカイ系とは私小説と心得たり ★★★★★
 国家分断という過酷な設定にもかかわらず、彼らの内面にそれらの事象はほとんど反映されていない。圧倒的に占める思いは眠り続ける少女への思いのみ。どこかで読んだことがある、と思ったら、三島由紀夫『金閣寺』でした。祖国の敗戦と占領という、後の三島からすればアイデンティティ・クライシスに陥るほどの重大事件のはずの出来事が、主人公たちの内面にはほとんど擦過するほどの影響も与えていない……なるほど、主人公たちの内面世界に深く沈潜することで珠玉の作品を生み出したのだと考えれば合点がいきます。
 クリエイターのきらめくような才能は、もはや誰もが認めるところですから、あれこれ言いません。ただ、私小説という表現スタイルは容易に自家中毒に陥りやすいこと、そもそも現代日本にとってもはやそれほどの生命力を持ち得ないのではないかという疑問をぬぐい去れないこと(芥川賞の現状を見よ)から、どこかでこのスタイルを脱皮しないと行き詰まる危うさも感じています。
 もちろん、これは非難しているのではなく、作者の才能を高く評価するからこそ危惧するところです。
映像美はさすが ★★★☆☆
新海誠監督によるオリジナルアニメーション。
映像は綺麗です。
フィルムグレイン処理はありませんのでくっきりと鮮明な映像。
作画の出来としては「秒速5センチメール」のほうが高い気がしますが、それでも作り込みはすごいです。
その細かい描写を丁寧かつしっかりと再現しています。
輪郭は少し弱めになっていますがしっかり再現できていますし、破綻する箇所も皆無。
他のBDアニメ作品と比べてもかなり綺麗に感じる事ができます。
やはり高い水準の映像美です。
音は中々。
高音がよく伸び通る音です。
澄んだ綺麗な音の広がりが実によい。
低音部分は作品的に弱いのと、サラウンド感が思ったより全然感じなかったのですが、音自体は楼質。
セリフ部分も聞き取り易いですしいい音質だと思います。
内容は架空の日本を舞台にしたアニメ。
困ったのが設定の分かりにくさ。
舞台が日本でありながら、架空の世界を描いておりますので時代背景や設定などついていくのが大変です。
さらに展開的にも難解な箇所が多いので、疑問系を抱きつつ見てしまう事に。
とは言え、相変わらずの綺麗で独特な空気感のある映像は大変よく引き込まれます。
とにかく内容の好みはかなり別れそう。
自分はラストも含めて、なんだったのか、何故なのか、という疑問ばかり浮かんでしまい消化不良でした。
特典はHD画質で予告や特報のみ。
パッケージ内には8Pのブックレットなど同梱されており中々。
映像の美しさはさすがですが、内容は好みが別れる作品だと思います。
長い ★★★☆☆
映像の作りこみ、ディテールのこだわりはすばらしいものがある。
が、話が長い。
ストーリーの本筋や舞台設定、クライマックスの描き方など、かなり良いのだが、
とにかく中だるみがはげしい。
作家性の強い作品なので、口を出しにくいかもしれないが、周囲はもっと口をはさんだほうがいい。
あと、キャラの書き分けをもっとハッキリしないと、だれがだれなんだか、わからなくなる場面が多い。
声優も微妙に声質が似ている布陣になっているので、よけいにややこしい。
新海作品は背景も照明もグラデーションが多いので、マッハバンド嫌う方はBDで見るといいかもしんないけど、
そもそも製作工程において、8bit処理されたものが最終ソースであるならば、BDで見る価値あるか微妙。
まあ、それはどのアニメにもいえるんですけど。