Yield TourからのLive盤!!!
★★★★☆
1998年、PEARL JAMのLive盤です。
(アルバム「Yield」リリース後になります。)
音源は、1998年・Yield ツアー・北米公演からで、各曲ごとに収録された場所が異なります。
選曲は、
tr. 10, 15 / from 「Ten」(1991)
tr. 4, 5, 8 / from 「Vs.」(1993)
tr. 1, 12, 14 / from 「Vitalogy」(1994)
tr. 3, 9, 11 / from 「No Code」(1996)
tr. 2, 7, 13 / from 「Yield」(1998)
tr. 16 / Neil Youngのカバー 。。。となっています。(全16曲・71分19秒)
また、tr. 4 "Daughter"では、後半ジャム風になり、
歌詞が、Neil Youngの"Rockin' the Free World"になり(3分50秒あたりから)、
5分あたりから、"W.M.A."へと流れていきます。
Live盤が、たくさんリリースされている現在では、魅力が乏しい印象がありますが、
「"Go"の爆発力」、「"Nothingman"の深み」などなど、今聴いても、全然楽しめる、感動できるLive音源です。
「PEARL JAMファン」「グランジ・ファン」にオススメです。
また、「PEARL JAMのLive盤を聴いてみたい人」にも、オススメです。(中古盤・激安なので、お手軽です。)
一応、近年のLive盤と、差をつけて、「☆-1」させていただきました。(特に、「ジャム」「量」の面で)
(参考)
日本盤は、歌詞・対訳付きで、各曲ごとに、ライナーが付きます。(各曲ごとに、執筆者が異なります。)
ライヴベスト!
★★★★★
90年代と共にオルタナティヴ・ロックの王道を歩んできたPEARL JAMが、満を持してリリースしたライヴ盤。
切ないギターに導かれるヴァースから解放へ向かうコーラスが印象的な(2)GIVEN TO FLY
パンキッシュで攻撃的な(13)DO THE EVOLUTION
自らに言い聞かせるようなエディの歌声が、観衆の大合唱に包まれていく様子が感動的な(14)BETTER MAN
など、名曲ぞろい。
アルバムの完成度としても、傑作といって差し支えない出来だと思う。
アメリカでの人気に比べ、日本ではNIRVANAの陰に隠れてイマイチ注目度が低いPEARL JAMだが、
こんなに誠実に「いい曲」を書き続けるバンドは稀有な存在。
一聴の価値あり。
未だに手放せない一枚
★★★★☆
Epicから大量の公式bootleg(?)集が発表された今、本盤の意義は小さくなってしまったと思われがちだが、そうではない。なぜなら、このライヴでは「ゴッドファーザー」ニール・ヤングの二曲のカバーが含まれているからだ。
一曲目はラストの"F*ckin' Up"だ。これはタイトルからすぐ気付くが、二曲目は"Daughter"の途中で登場する"Rockin' In The Free World"だ。これは、注意して聴いていると、この曲には含まれないはずの奇妙な歌詞が入ってくるので気付く。
でも、本音を言えば、"Rockin"も含めて、ニールの"Weld"で演られている曲だけでもいいから、パール・ジャムによるカバー集が出てくれないだろうか、というのが密かな希望である。
Yield までのベスト盤的内容
★★★★★
ライブのテンションは見事だ。非常にグランジらしい音が出ていてよい。やっぱりロックはライブだ!と思わせる演奏ぶり。
アルバムやシングルのようなスタジオ録音よりかっこよく聴こえる曲もある。オーディエンスの熱狂ぶりも、よく伝わってくる。
この国内盤は、1曲毎に違う評論家のレビューが掲載されていて、読み応えもある。
それにタイトルがいいよね。「この両足で立っている」。ニルヴァーナが消滅したりして一時期は苦悩もあったと思うが、ひたむきに音楽へ情熱を注いできた努力が結晶となっている感じがする。それを個人的に感じるのは、2曲目だ。